ホンダがEV戦略を大幅見直し、主力モデルの刷新を2030年以降へ延期か。次期オデッセイやアコードは現行継続、一方で次世代e:HEVの開発を加速

情報が二転三転しているが、何れにしてもホンダの次世代モデルの発売延期は大きな痛手である

ホンダは2026年3月の決算報告にて、最大6,900億円の最終赤字見通しを発表し、更にHonda 0シリーズ含むEVモデル3車種の開発中止などにより(ソニーホンダモビリティの新型アフィーラも、後に開発中止が発表される)、最大2.5兆円規模の損失を計上したことを発表しました。

これは、EV戦略見直しと不採算資産の一括処理による戦略的な損切りで、財務再建を優先する判断となったわけですが、その一方でハイブリッド e:HEVモデルの開発強化に踏み切ることを明らかにしました。

前回のブログでは、その中でも主力モデルとなる次期オデッセイ (Honda New Odyssey)/ヴェゼル (New Vezel)/フィット5 (New FIT5)、そしてルーミーやトール、ソリオ対向のAセグメントトールワゴンが2028年度以降に登場することが報道されたことをお伝えしましたが、今回新たに「新型車の発売延期」が報道されています。


オデッセイやアコードなど、次々フラッグシップモデルの発売時期が延期か

これは、海外カーメディアAutomotive Newsが報じたもので、ホンダと深い関係性を持つサプライヤーからの情報より、どうやら次期オデッセイは「最低でも3年の開発延期」となるそうで、どんなに早くとも発売時期は2030年3月頃になるとのこと。

ただし、今回報道のオデッセイや、この後に登場するアコードに関しては、あくまでも北米向けの情報になるため、いわゆる日本向けに生産される個体とは別になるので注意が必要です。

日本でもフラッグシップセダンとして販売されているアコード (Accord)ですが、こちらも次期型の発売時期が「1年ほど延長」される予定とのことで、現行モデルの生産時期は2030年3月まで継続されるとのこと。

なお、サプライヤーは明確な回答はしていないものの、現行11代目アコードはガソリンモデルとハイブリッドe:HEVの2種類のパワートレインをラインナップしますが、次期12代目ではガソリンモデルを廃止し、ハイブリッドe:HEVのみに注力する可能性が極めて高いとのこと。

これはアコードに限らず、既にZR-Vや次期フィット、次期ヴェゼル、そして次期シビックでも同様の流れになることが濃厚のようです。

次期ヴェゼルは「2028年度」に発売との事前情報だったが…

続いて、ホンダのSUVモデルで2番目に売れているというヴェゼル (Vezel)ですが、こちらは少なくとも「今後2年間」は現行2代目が継続販売される予定とのことで、つまり3代目のビュー時期は2028年以降となり、状況に応じて更に延期となる恐れもあるとのこと。

次期ヴェゼルが2028年度に発売されるという情報は、既に共同通信も報道しているため、この辺りは海外メディアも共通の認識だとは思うものの…

なお海外カーメディアAutomotive Newsは、次期ヴェゼルを「4代目」と記載しており、更にこの4代目のデビュー時期が「2032年」と報じていますが、何れも情報が大きく異なっていることを考えると「本当にサプライヤーに取材したのだろうか…?」といった疑問も。

2ページ目:ホンダだけに限らず、アキュラの主力モデルも発売延期に?そして新型アヴァンシアはタイ工場での生産に?!