マイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZ (RZ34)の実車を元オーナーが分析。足回りのピストン径拡大で直進安定性は大幅改善、一方で安全装備のアップデートは見送りか
(続き)オールフェアレディZミーティング2026にて、サプライズ出展されたマイチェン版・新型フェアレディZについて
引き続き、オールフェアレディZミーティング2026にてサプライズ出展された、マイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZ (RZ34)の実車をチェックしていきましょう。
予防安全装備やドライビングサポート機能のアップデートは無し

内外装の大幅アップデートがあるだけでも十分すぎるMY27モデルのRZ34ですが、その一方で、今回のマイナーチェンジで手直しが入らなかったのが予防安全装備。
基本的に安全装備の追加・改良などは無く、これまで通り車線逸脱抑制機能であったり、ハンドル支援といった機能の設定も無し。
RZ34にレーダークルーズコントロールであったり、ブラインドスポットモニター[BSM]、フロント・リアクリアランスソナーといった、予防安全装備やドライビングサポート機能が採用されているだけでも十分商品力としては高いですし、旧世代Zからを知るユーザーからすれば「そんなのは邪道だよ」と思われる方も多いかもしれません。
ただ、安全装備の義務化が強くなっている自動車業界において、RZ34も安全で快適に、それで効率よく長距離移動ができるようなドライビングサポートが備わることで、また新たな客層を獲得できるかもしれませんが、今後の改良にも期待したいところですね。
おそらく今回改良や追加が無かったのは、機能性の大幅アップデートに伴い値上げが懸念されることから、これ以上の更なる値上げを避けるため、敢えて安全装備に手は付けなかった可能性も高そうです。
足回りの大幅手直しで直進安定性も改善

そして、今回のマイナーチェンジでもう一つ注目したいのが足回りのバランス調整。
※X ID:@kxn様より引用
先ほどもお伝えした通り、今回のマイナーチェンジでは、フロントバンパー形状がカスタマイズドエディション風に変更されることで、以下の機能性向上が期待されます。
★ノーズ先端延長により、受圧面積を拡大
★サイド面角度を0.1度単位で調整、空気抵抗を抑えつつホイールハウス内圧を緩和
★ダクトとソナーの配置変更により、新グリルデザインと低く長いノーズを実現
以上の通りとなります。

これだけでなく、走りの面においては、サスペンションの強化とブレーキのアップグレードが実施され、これまでのRZ34で課題だった街乗りでの硬さ改善。
具体的には、ショックアブソーバーの直径を19インチに太く変更し、これまでピストン径が40mmだったところを45mmにすることで、受圧面積は26.6%に拡大。
これにより、振動の収縮時間を短縮するだけでなく、路面変化に対する応答性が大幅に向上したとのこと。

これまで以上に、路面のうねりや小さなギャップをスムーズに吸収することが可能となり、コーナリング中に荒れた路面に遭遇しても、姿勢が乱れにくくなるため、予てより不満に思っていた直進安定性にも、ようやく大きなメスが入るわけですから、今回のマイチェンモデルは劇的な深化が期待できそうすね。
これだけでも購入する価値あり!エンジンスタートアニメーションが進化した
ヤバいこの演出鳥肌なんだけど…
涙出た pic.twitter.com/97Sc0ct9Xp— KUMA 🍟🐥🔚 (@osakanakuinige) May 5, 2026
そして最後は、こちらのエンジン始動時のスタートアップアニメーション。
これまでの”Z”ロゴのアニメーション演出から、歴代Zが走り出すという「純正」とは思えないようなカスタマイズアニメーションへと大幅進化。
このアニメーションが変更されるだけでも、このマイチェン版を購入する価値は十分にあると思いますが、一方で”有償”でも良いので既に納車されているRZ34を対象に、プログラムアップデートの販売ができると、更に日産の魅力が増すのではないかと思っています(純粋に羨ましい)。





