2026年5月6日発売。トヨタ新型ノア/ヴォクシーの初期ロット納期と最新受注状況を解説。ヴォクシーが7割を占める人気の理由と、迫る「台湾生産分」への懸念
実は2026年5月6日が発売日だった新型ノア/ヴォクシー
2026年4月10日に先行発表された、トヨタのビッグマイナーチェンジ版・新型ノア (Toyota New Noah, 90系)/ヴォクシー (New Voxy)。
公式ニュースリリースでも掲載されている通り、遂に2026年5月6日に正式発売されました。
本モデルについては、既に4月10日より先行受注受付けを開始しており、初期ロット分に関しては、おそらく多くの販売店で具体的な納期が出始めているのではないかと予想されます。
ノア/ヴォクシーに関しては、マイチェン前の個体に比べてオーダー数に制限はなくフリーオーダー制とのこと。
ただ、受注台数によっては一時的に受注制限、もしくは受注停止となる恐れもあるので、購入検討されている方は、一度最寄りの販売店にてご確認いただくことをオススメします。
最も受注数が多いのはヴォクシー

ここからは、ノア/ヴォクシーの受注状況について見ていきましょう。
私がいつもお世話になっているトヨタディーラーからの情報によると、最も受注数が多いのはヴォクシーとのことで、割合として「7割近く」なのだそう。
なぜヴォクシーが多く売れているのかというと…
■取材させていただいた販売チャネルがネッツ系ということもあり、元々ヴォクシーを専売にしていたところなので、ヴォクシーからヴォクシーに乗り換える層が多い
■奇抜ながらもヴォクシーのデザインが好みというユーザーが多い(地域性によるものかは不明)
■ノアのボディ同色グリルが意外と好評ではない
といった意見が多かったのだそう。

その中でもヴォクシーの売れ筋グレードは、HEV S-Zが最も多く「6割近く」を占めているそうです。
残りはHEV S-Gとのことですが、ヴォクシーの充実した装備内容とパッケージング、そこまで過剰な装備を求めない場合は、HEV S-Gという選択が最も適しているとのことで、この点はトヨタのグレード構成と装備内容の差別化が上手。
ノアもヴォクシー同様に上位グレードに受注が集中しているようだ

続いてノアについても見ていきましょう。
ネッツ系の販売店では3割程度の受注を獲得しているノアですが、こちらも最も多くの受注を獲得しているグレードはHEV S-Zで5割以上、そして残りの受注がHEV S-Gとのことで、新グレードのHEV S-Xは未だ受注は無いとのことでした。
トヨタディーラー曰く、ノアを購入される層は以下の通り。
■ノアからノアへと買い替える層がほとんど
■ステップワゴンやセレナからの乗り換え層は(今のところ)無し
■ヴォクシーはちょっと派手なデザインなので、控え目なノアが魅力的
上記にもある通り、ユーザーの好みやライフスタイルに合わせて、ノアとヴォクシーの何れかから選択できるというのは魅力的。

「ヴォクシーは奇抜で派手だからノアを選びたい」、「ノアは少し控え目だからヴォクシーを選びたい」など、こうした顧客のニーズを理解して、デザイン改良を続けるトヨタのバイタリティや市場調査力には脱帽。
ノア/ヴォクシーが、日本のミニバン市場で売れ続ける理由が良く分かりますし、現行モデルも安定して販売台数を伸ばし続けるのではないかと予想されます。

