日産の新型リーフ (ZE2)の納車・試乗投稿への「執拗な嫌がらせ」がSNSで物議。貼付された先代リーフの火災画像に見る矛盾と、EVを巡る偏った情報の歪み
改めてSNSには「色んな人が存在するんだな」と考えさせられる
日産のピュアEVクロスオーバーでお馴染みとなる、フルモデルチェンジ版・新型リーフ (Nissan New Leaf, ZE2)。
100%電気自動車のパイオニアともいえる一台で、2026年1月に3代目として発売されてから4か月以上が経過しますが、ようやくユーザー向けの納車が始まっています。
SNSにおいても、多くのアカウントが「新型リーフが納車されました!」といった投稿が見られますが、その一方で「納車報告の投稿」「試乗してきたという投稿」等に対し、「先代リーフが燃えた画像」を投稿する悪質なアカウントが話題に。
一体どのような内容と画像を投稿しているのか見ていきましょう。
妬みや嫉み?それとも日産とリーフに対するネガティブキャンペーン?

まずは、「新型リーフ試乗してきた」という投稿に対してのコメント。
上の画像にある通り、3代目となる新型リーフに試乗してきたことに加えて、ちょっとした感想を述べた投稿内容なのですが…
新型リーフ試乗してきた (˶’ ᵕ ' ˶)
やっぱ100%電気は加速してもエンジンかからんから静かだね (*^^*)
via:X (旧Twitter)
この投稿に対して、今回話題の中心となっている「X ID:@cXkwGgcNiq92096」というアカウントより、「燃える時は騒がしいのが難点ですね。」といったコメントと同時に、2025年2月に報道された「燃えた先代リーフの画像」を貼付することで、日産及びリーフのネガティブキャンペーンを行っているわけですね。
新型リーフの納車投稿にも、執拗に先代リーフの燃えた画像を投稿

そしてこちらは、「新型リーフが納車された」という投稿なわけですが、この投稿に対しても、該当アカウントより「おめでとうございます!メディアは黙殺ですが何件めかなwww」のコメントと、先代リーフが燃えた画像を添えて投稿しているわけですね。
何とも不謹慎な投稿ではありますが、なぜそこまで執着を持って投稿できるのかは不思議なところ。

そしてこちらは、新型リーフとドライブしての投稿内容ですが、この投稿に対しても「ご無事で何よりです。」のコメントと共に、燃えた先代リーフの画像を貼付しているわけですね。
悪質なコメントを繰り返すアカウントが貼付している画像、新型ではなく先代リーフと全くの別物

ちなみに、悪質なコメントを繰り返す該当アカウントが投稿している画像は、ZE2型の新型ではなく、先代ZE1型のリーフなので全くの別もの。
しかも、2025年2月24日の午前9時55分に発生した鳥取県倉吉市溝谷での先代リーフの火災事故は、「バッテリーからの発火が原因ではない」との見方が強く、どうやら車内に積んでいた灯油が漏れてしまい、車内にあったとされるタバコから引火したのではないか?との見方が強いようです(自動車評論家・国沢光宏 氏の記事にも、「バッテリーは燃えていなかった」と掲載している)。
その後、本件について日産公式は、鳥取県の日産販売店で急速充電中に起きたリーフの火災について、消防などとの合同調査の結果、車両や充電器が出火原因ではないことを確認したと明言。
出火原因はやはり、灯油をこぼしたまま喫煙していたことにあるようです(日刊自動車新聞より引用)。
そもそもバッテリーからの火災だった場合、車体下部にバッテリーセルが搭載されているので、下から上に向かって燃えるわけですが、該当アカウントが貼付した先代リーフは、下部が燃えておらず、ほぼほぼ上部だけが燃えていることがわかります。
2ページ目:鳥取県で起きたリーフの火災事故の続報が無いために、「リーフ=電気自動車は燃える」という偏った情報が拡散されている?