日産の新型エルグランド (E53)の実車内装を分析。アルヴェルにない助手席オットマンの強みと、格納式アームレストに見る快適性の割り切り

新型エルグランド (E53)の実車内装の質感や装備内容を細かくチェック!

2026年5月28日に先行受注受付けが開始され、更に見積もり作成も可能となる日産のフルモデルチェンジ版・新型エルグランド (Nissan New Elgrand, E53)。

それに先駆けて、日産公式が実車での内外装デザインを先行公開して、当ブログでは一足早く、外装を中心としたインプレッション記事を公開しました。

今回は、内装を中心とした実車インプレッション記事を公開していきたいと思います。


公開されたのは、上位グレードe-POWER G×紫檀-シタン-内装

こちらが今回公開された、新型エルグランド (E53)の実車内装画像。

内装カラーは、e-POWER G専用となるブラック×パープルのデュアルトーンとなる「紫檀-シタン-」ですが、今回日産公式は、ホワイト×パープルの「銀雪-ギンンセツ-」も公開済。

ただニュースリリースの公式画像では紫檀のみなので、その点はちょっと残念なところ。

14.3インチデュアルモニターは、e-POWER Gでは標準装備

e-POWER Gグレードに関しては、運転席のメーター及びセンターナビゲーションディスプレイが14.3インチになります。

e-POWER Xグレードでは、12.3インチのデュアルモニターが搭載されるわけですが、メーカーオプションとして14.3インチにサイズアップすることが可能です。

あと、少し分かりづらいですが、運転席・助手席用に置くだけ充電が設けられていますが、こちらはマイチェン版・新型アリア (New Ariya)やフェアレディZ (New Fairlady Z, RZ34)同様に、Qi2対応のマグセーフ付なのは魅力的ですね。

Aピラーにアシストグリップ、助手席オットマンはアルヴェルにない最強の魅力

こちらは助手席側のシート。

画像でもお分かりの通り、エルグランドでは先代同様に助手席オットマンが搭載されていて、e-POWER X/e-POWER G共に標準装備されているのはグッド。

Aピラーに装備されたアシストグリップ含め、これらの装備は競合40系アルヴェルには設定されていないため魅力としては高めだと思います。

しかも、e-POWER Gではフロントシート/2列目キャプテンシート共に、シートヒーターに加えてシートベンチレーションも標準装備されているので、快適性という点では日産車でトップクラス。

様々な体型の乗員を考慮した、開放的な2列目キャプテンシート

そしてこちらは、2列目キャプテンシート。

競合モデルのトヨタ・アルファード/ヴェルファイアとは異なり、2列目キャプテンシートには固定式のアームレストが搭載されず、格納式アームレストを標準装備。

この理由としては、様々な体型の乗員が快適に乗り降りできたり、2列目から3列目へのウォークスルーをスムーズにすることが狙いとなっているそうです。

格納式アームレストも厚みがあり、肘を置いたときの柔らかさ・カタさがどういったものなのか気になる所。

見た目のラグジュアリー感という点では、どうしてもアルファード/ヴェルファイアには劣ってしまうため、やはり実際に座ってみて、走行時の静粛性や揺れの大小など、動的質感での比較が一番ポイントになるかもしれませんね。

2列目シートのリクライニングとオットマン展開時の迫力であったり、移動中を快適なラウンジのように見せてくれる質感もグッド(オットマンに靴の跡が付いているのは気になりますが…)。

あとは、キャプテンシートの間に格納されたセンターテーブルが確認できますが、ドリンクホルダーが丸形ではなく、紙パックも置けるようなスクエア型に近い形状なのも魅力的です。

3列目シートの形状は良さそうだが、2列目と3列目のサンシェードは手動タイプ

そして、何気に珍しい3列目シートも。

両サイドの座面の面積も広いですし、シートの厚みもあって座り心地も良さそうですね。

ただその一方で、2列目と3列目のサンシェードは、電動タイプではなく手動調整式のロールサンシェードに。

この点は、出来ればアルファード/ヴェルファイアに対抗して電動式にしてほしかったところ。

2ページ目:新型エルグランド (E53)の3列目シートの展開は要注目?