トヨタ新型ランドクルーザーFJ (TRJ240)の実車を見てきた (インテリア篇) 電動パワーシートの作動音の「煩さ」や車内の「ニオイ」を検証

新型ランドクルーザーFJの内装は、実際に見てみると様々な発見があった

2026年5月14日に発表・発売された、トヨタのエントリーランクル&ランクルミニこと、新型ランドクルーザーFJ (Toyota New Land Cruiser FJ, TRJ240)

前回のブログでは、本モデルの実車エクステリアを中心にインプレッションしていきました。

本モデルに関しては、排気量2.7L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載するガソリンVX [4WD]の一択で、メーカーオプションが有償カラー以外は存在しないことから、ボディカラーの違い以外で内装の違いは特に無し。

今回は、そんなランクルFJの内装/インテリアを中心としたインプレッション内容をお届けしたいと思います。


やはりランクルは「ドアを開ける」ところからランクルらしさを感じる

ランドクルーザーFJのインテリアをチェックする前に、まず真っ先に感じたのがドアの軽さ。

これはランクル特有と言いますか、ランクル300やランクル250とは異なり、どちらかというとランクル70に近い?印象を受けたのですが、重厚感のあるドアに見えながらも、実際に開けてみたらそこまで重くなく、寧ろ軽いということ。

しかもこのランクルFJ、実際にドアハンドルを引いてから開けるときのモーションがスムーズですし、1ノッチ分の開く角度も小さいので、ショッピングセンターや有料駐車場でも、それなりに開け閉めはし易そうな印象を受けました。

ただその一方で「これもランクルらしいなぁ…」と思ったのがサイドステップの小ささ。

これもランクル300やランクル250とは異なり、どちらかというとランクル70のサイドステップに近い「小ささ」で、中々乗降りし辛いというのが本音。

運転席周りはこんな感じ。

ガソリンVXグレードの一択になるため、シート表皮は合成皮革のオールブラック。

しかもシート調整は電動パワーシートなので、エントリーランクルにしては装備内容とパッケージングが充実し過ぎ。

個体差か?電動パワーシートのモーター音が中々にノイジー

シートの座り心地としては、シンプルにマイルドでフィット感もあるのですが、一方で少し気になったのが電動パワーシートのモーター音。

「ウィーン」といった静かなモーター音なのかと思いきや、ヤリスクロスのような「ガラガラ」といったノイズ寄りの大きな音で、一瞬「えっ、もう壊れたの?」と思ってしまうほど。

もしかしたら個体差なのかもしれませんが、従来の電動パワーシートに慣れている方からすると、若干違和感のある音かもしれません。

敢えて高級感を出さず、潔く無塗装ブラックの樹脂にまとめたコックピット周り

こちらはコックピット周り。

レイアウト自体は概ねランクル250に近いレイアウトで、変にオーナメントパネルで高級感や毛色を加味するのではなく、シンプルに無塗装ブラックの樹脂でまとめてきたところは潔いところ。

メーター点灯時は確認できませんでしたが、基本的にはシエンタやヤリスと同じ7インチ液晶+LCDのハイブリッドメーターを採用。

そして、ステアリングホイールの形状や多機能スイッチのレイアウトは、ランクル250と同じですし、申し訳程度のピアノ調ブラックオーナメントが追加。。

なおステアリングホイールは本革巻きで、カラードステッチはグレー系になりますが、ステアリングのグリップは悪くなく、少し太目なので握り心地は良さそうです。

ランクルFJの価格帯とカテゴリーに関して

センターディスプレイオーディオは12.3インチのワイドタイプ。

エントリーランクルで12.3インチが標準装備となるのは意外でしたが、車両本体価格が4,500,100円(税込み)と、2026年モデルの改良型カローラクロス HEV GR SPORT [E-Four]よりも高額であることを考えると妥当な装備なのかもしれません。

ただ、比較対象としてカローラクロスを引き合いに出しましたが、そもそもランクルFJはSUVというカテゴリーに位置するのは無理があり、ランクルはランクルという「全く別の特殊カテゴリー」として見た方が良いのかもしれません(走りも乗り味も、直進安定性も全く別物)。

2ページ目:新型ランドクルーザーFJの後席や”ニオイ”についてもチェック