日産の新型セレナ (C28)の販売低迷はリセールバリューも影響か。競合トヨタ・ノア/ヴォクシーやホンダ・ステップワゴンに対抗するための課題も
(続き)マイナーチェンジ版・日産の新型セレナの今後の課題について
引き続き、
販売台数低迷のマイナーチェンジ版・日産の新型セレナ (C28)の、
今後の課題について見ていきましょう。
セレナには一体型オットマンが備わっていない

続いて、
2列目足元スペースの狭さに加えて、
セレナ (C28)のもう一つの課題が2列目オットマン。
3列7人乗りの2列目セパレートタイプ (キャプテンシート)の場合、
足もとを跳ね上げてくれるオットマンが備わっていないのが難点。

もちろん、
ディーラーオプションにて置くだけオットマンもラインナップされているのですが、
そうなると足もとのスペースが奪われてしまい、
結果として乗降り性が大幅に悪化してしまうんですね。
あとは、
セレナ (C28)で3列7人乗りが選択できるのは、
前輪駆動[2WD]モデルだとe-POWER LUXIONだけですし、
それ以外はe-POWER×電動四輪駆動 [e-4ORCE]がほとんどになるため、
e-POWER×ハイウェイスターV [2WD]で3列7人乗りを求める方からすると、
選択肢があるようで意外と無いのが、
今の本モデルの課題の一つでもあります。

一方でこちらが、
今回のビッグマイチェン版・ヴォクシーの2列目セパレートシート。
メーカーオプションの快適利便パッケージ(High)を選択しないと、
オットマンを装着することはできないものの、
見方を変えれば、
2列目セパレートシートのオットマン有無を自身で選択できるという「選択肢の広さ」もあるため、
この点はトヨタも上手く考えているところだと思います。
リセールバリューではノア/ヴォクシーに勝つことは難しい

続いての課題は、
セレナ (C28)のリセールバリューについて。
これは中々超えることのできない大きな壁だと思うのですが、
トヨタという巨大組織とブランド力の高さを考えると、
セレナ (C28)に限らず、
ホンダ・ステップワゴンも、
トヨタ・ノア/ヴォクシーには勝てないところだと思います。
実際に、
トヨタ・ヴォクシー HEV S-Z・3列7人乗り [2WD]と、
ホンダ・ステップワゴン e:HEV SPADA PREMIUM LINE・3列7人乗り [2WD]、
そしてセレナ e-POWER LUXION・3列7人乗り [2WD]を、
それぞれ1年半所有した上での実際の売却額とリセール率を比較したんですね。
その結果、
それぞれ売却時期であったり、
中古車相場の変動にバラつきはあれど、
やはり最もリセール率が高かったのはヴォクシーで、
2番目がステップワゴン、
そして3番目がセレナ (C28)でした。
具体的な購入金額や売却額、
リセール率、
そして最終損益額に関しては関連記事にもまとめていますが、
各車のリセール率は以下の通り。
■トヨタ・ヴォクシー HEV S-Z・3列7人乗り[2WD]
リセール率:車両本体価格の約115%■ホンダ・ステップワゴン e:HEV SPADA PREMIUM LINE・3列7人乗り[2WD]
リセール率:車両本体価格の約101%■日産セレナ e-POWER LUXION・3列7人乗り[2WD]
リセール率:車両本体価格の約88%
以上の通りとなります。
1ページ目:セレナ (C28)の2列目足もとスペースは、競合ミニバンに比べて狭い?






