スバルWRXやインプレッサ伝統のゴールドホイールは「1997年WRCでの誤配送」が起源!元々はチャコールグレーが届く予定だった
まさか配送側のミスから、今のスバルの伝統が続いていたとは…
スバルのスポーツモデルでお馴染みとなる、
WRXやインプレッサ (Subaru Impreza)、
そしてBRZ。
こうしたスポーツモデルには、
WRブルーのボディカラーやゴールド塗装の鍛造アルミホイールであったり、
ゴールド塗装のブレンボ製ブレーキキャリパーの装着が鉄板となっています。
スバルが直近で予告した、
マニュアルトランスミッションを搭載する新型車3車種においても、
その内の一つとなるBRZのコンプリートカーには、
ゴールド塗装のブレーキキャリパーが装着されています。
そんなスバルのブルーのボディカラーとゴールド塗装のホイールの組合せですが、
元々は「メーカー側の誤配送から生まれた」ものだったことが判明しています。
具体的にどういったことなのか、早速チェックしていきましょう。
そもそも、スポンサーの「ステート・エクスプレス555」のコーポレートカラーはブルーとイエロー

1993年にスバル・インプレッサWRCがラリー界に登場した際、
開発はプロドライブが行い、
主なスポンサーは、イギリスのタバコブランドであるステート・エクスプレス555でした。
「555」は、
後にスバルの特別仕様車の限定販売台数(WRX EJ20 Final Edition等)であったり、
車両本体価格(WRX STI Sport#)として設定されています。
555のブランドカラーといえば、
ブルーとゴールドでしたが、
アジアではパッケージカラーはブルーとイエローが主流でした。
しかし、
スバルのラリーカーに採用されたブルーとイエローの配色は、
当時のタバコブランドとは、
そこまで強い結びつきはありませんでした。

その代わりに、
ブルーのボディカラーにゴールドのホイールという組み合わせは、
スバルが世界ラリー選手権(WRC)で成功を収めてきた時代を通して、
象徴的なカラーとして愛されてきました。
しかしながら、
プロドライブ会長であるデビッド・リチャーズ氏は直近のインタビューにて、
「1997年のモンテカルロラリー用に再設計されたスバル・インプレッサ・ラリーカーでは、ホイールの色を変更する予定だった」と認めることに。
元々は「チャコールグレー」のホイールを履かせるはずだった

一体どういうことかというと、
モータースポーツの非営利組織である国際自動車連盟 (FIA)は、
グループAを廃止し、
新しい規定であるワールドラリーカーを導入しました。
この規定により、
レースチームはより幅広く、
より速い車を開発できるようになりました。
スバルはインプレッサWRCを再設計し、
その変更を記念してホイールの色を変更することにしたわけですが、
直近のThe Intercooler ポッドキャストのエピソードにて、
リチャーズ氏は、
「レースカーのデザイナーが意図した新しい”チャコールグレー”ではなく、”ゴールド”のホイールが採用された」経緯を語っていたんですね。
