日産の新型キックス (P16)の「X+」内装レビュー。上級Gとの装備差や気になるエアコン操作系、荷室の注意点
新型キックス e-POWER X+の実車内装/インテリアをインプレッション!
2026年6月17日に発表、
翌日の18日に発売された、
日産のフルモデルチェンジ版・新型キックス e-POWER (Nissan New Kicks e-POWER, P16)。
前回のブログでは、
中間&訴求グレードとなるe-POWER X+ [e-4ORCE]のエクステリアを中心とした、
実車インプレッションを紹介しました。
今回は、
そんなe-POWER X+のインテリア/内装を中心とした実車インプレッション記事を公開していきますが、
若干気になるポイント・注意してほしいポイントもあるので、
そちらも含めてチェックしていきましょう。
中間グレードX+でも、十分質感の高い新型キックス (P16)

おさらいも兼ねて、
こちらが今回、
実車を拝見させていただいた新型キックス e-POWER X+ [e-4ORCE]。
ボディカラーはオーロラフレアブルーパールで、
中間グレードになると、
上級グレードGの全8色のボディカラーに対して6色しか選択できなくなります。
とはいえ、
中間グレードでもスーパーブラックルーフの2トーンカラーが選択できるのは魅力的だと思います。

そんなキックスのインテリアを見ていきましょう。
内装のトリム類やシート地に関しては、
実はX+グレードとGグレードは同じなのが魅力的。
本来であれば、
上級グレードならではとなる本革もしくは合成皮革シートを採用することがほとんどなのですが、
キックスの場合は中間グレードX+でも、
合成皮革や織物表皮を採用してくるほどの本気度。
日産曰く、
GグレードとX+グレードでは、
車のキャラクターが異なることも仰っていましたが、
内装に関してはG/X+とXグレードでキャラクターや方向性を変えているようですね。
X+グレードだと、運転席のシート調整は手動

こちらは運転席周り。
画像でもお分かりの通り、
シート表皮は合成皮革ながらも、
実はシート調整は電動タイプではなく手動なんですね。
この点はGグレードと上手く差別化されていましたが、
「手動の方がスムーズに調整できるから気にならない」という方もいらっしゃるかもしれません

もちろん、
助手席側も手動調整シートですが、
運転席のように上下昇降するようなレバーは備わっていないので注意。
とはいえ、
X+グレードではインパネ周りやグローブボックス周りのオーナメントを見ても質感は悪くなく、
BセグメントSUVとは思えないほどに力が入ってますね。
シートのカラードステッチもデュアルトーンでオシャレに

シートのカラードステッチも、
シルバーやホワイトではなくイエロー×ホワイト系なのもユニーク。
このあたりはアウトドアとスポーティを上手く融合させるような色合いを意識しているのだと思いますが、
その最適な色味を演出できているのはグッド。
あと、
画像では少し分かりづらいと思いますが、
シートレール先端の金属部分が剥き出しにならず、
しっかりと樹脂(ハードプラスチック)で保護されているのもグッド。
靴を脱いで車内にて過ごす際に、
足がシートレールの先端に接触してもケガをしないよう考慮されているのかもしれませんね。

運転席に座っていきましょう。
基本的にはGグレードと変わらず、
テーラーフィット巻きのステアリングホイールの握り心地、
3スポークステアリング、
各種多機能スイッチは同じ。
ステアリングが真円ではなく、
フラットボトムタイプがスポーティさを演出。

こちらはインパネ周り。
12.3インチフル液晶メーターと12.3インチのワイドナビゲーションディスプレイを搭載しますが、
本モデルはGoogleビルトインタイプのナビゲーションディスプレイではなく、
ZENRIN製のシンプルタイプを装備。
スイッチ式シフトは賛否が大きく分かれるが…

センターシフト周りを見ていきましょう。
シフトノブは存在せず、
セレナ (C28)と同じでピアノブラック調のスイッチ式シフトを採用していますが、
横並びのレイアウトは慣れの問題なので、
こればかりは実際に使ってみないと評価が難しいところ。
前回のブログでもお伝えしましたが、
以前セレナ e-POWER LUXION (C28)を所有していた身としては、
このスイッチ式シフトは「確実に、操作ミスしないために、一度目視してから操作」するタイプなので、
そういった意味では安全性としては高いのかもしれません。
エアコン操作系は世代の古さを感じさせる

そして、
個人的にちょっと気になったのがエアコン操作系。
Gグレードのようにタッチパネル式ではなく、
先代キックス (P15)に採用される旧型のエアコン操作系を流用しているので、
この点はコスト削減を意識しているようにも見えますね。
直感的な操作性の高さはあるとは思いますが、
世代の古さを感じるのがちょっと気になるポイントかもしれません。

