2026年6月度のホンダ新車販売。N-BOXが2万台に迫るも依存体質は抜けず、ステップワゴンは競合トヨタ勢に肉薄
(続き)2026年6月度の新車販売ランキングにて、ホンダの普通乗用車を考察
引き続き、
2026年6月度の新車販売・登録台数ランキングにおける、
ホンダの普通乗用車のランキングを考察していきましょう。
やはりフリードやヴェゼルといった、ホンダの屋台骨を支えるモデルは強い

普通乗用車のカテゴリーを見ていくと、
最も売れているのはエントリーコンパクトミニバンのフリードで8位、
それに続く形でBセグメントSUVのヴェゼルが9位にランクインしています。
ミドルサイズミニバンのステップワゴンに関しては、
13位とホンダ車のなかでは売れ筋になっていて、
何とトヨタの売れ筋&競合ミニバンとなるヴォクシーの11位、
ノアの12位に続く形でランクインしたのは驚き。

ただノア/ヴォクシーに関しては、
2026年5月のビッグマイナーチェンジで、
ガソリンモデルが廃止となってハイブリッド (HEV)モデルに集約されたので、
その影響もあって販売台数が若干少なくなっているのだと推測。
おそらく、
販売台数よりも利益率の高いハイブリッド (HEV)モデルに注力することが、
最も効率的なのだと考えたのでしょうね。
フィットやシビックシリーズは?

一方で、
エントリーコンパクトカーのフィット4に関しては、
22位で3,394台と低空飛行が続いていますが、
2026年7月9日に発表されるビッグマイナーチェンジにより、
販売台数の底上げに貢献できるかが注目どころです。

続いて、
個人的にちょっと気になったのがシビックシリーズ。
本モデルの順位は27位で2,676台を記録し、
前年同月比で162.2%と好調。
なお、
このシビックシリーズは、
シビック/シビック e:HEV/シビックタイプR (FL5)の合算値になるため、
厳密に「どのシビックが最も売れているのか?」がわからないところ。
ただ、
今回これだけの販売台数を記録した背景には、
おそらく2026年6月4日に一部改良にて追加されたシビック e:HEV RSだったり、
改良型シビックのデモカー(展示車・試乗車)が全国のホンダディーラーにて配備・登録されたために、
それらの台数がカウント「売れている」ように見えているのだと考えられます。
スーパーワンは、毎月1,000台以上を安定して販売・登録できそう?

そして最後は、
Aセグメントホットハッチモデルの新型スーパーワン (New Super-One)。
本モデルは、
CEV補助金ブーストにより、
実質的な総額がピュアEV軽のN-ONE e:よりも安くなるため、
何と全国のバックオーダー数が11,000台を突破。
この販売台数は、
ホンダが目標としている年間の月販台数10,100台を上回る台数なんですね。
こうした背景があるなかで、
今回のランキングでは43位(1,061台)を記録しているわけですが、
今後毎月コンスタントに1,000台以上の販売・登録されることを考えると、
ホンダとしては十分成功したモデルといえるでしょうし、
あとは「この販売を維持できるか」
「補助金頼りのモデルになるため、補助金が切れたときの対応はどうするのか?」
なども今後の注目ポイントとなりそうです。
1ページ目:ホンダの軽自動車は、相変わらずN-BOXに依存していて大きな変化が見られない?







