日産の新型キックス (P16)実車レビュー。賛否分かれるスイッチ式シフトの操作性と手動シート調整の盲点を解説
新型キックスの実車を拝見しての気になるポイントとは?
2026年6月17日に発表、
翌日18日に発売された日産のフルモデルチェンジ版・新型キックス (Nissan New Kicks, P16)。
前回のブログでは、
本モデルの実車内外装インプレッション記事を公開しました。
今回は、
そんな実車を拝見してみて気になった部分を中心にインプレッションしていきたいと思います。
完成度の高いモデルだからこそ、
「あのパーツはどのような意図があって採用されたのか?」なども考察・深堀りできればと思います。
なぜ2スポークステアリングではなく3スポークステアリング?

まず1つ目に気になったのが、
新型キックスのステアリングホイールが2スポーク式ではなく、
3スポーク式になっていること。
昨今の日産の新型車を見ていくと、
新型ルークス (New ROOX)や新型リーフ (New LEAF, ZE2)、
更には新型エルグランド (New ELGRAND, E53)と、
2スポークステアリングホイールが採用されています。
これらのモデルに共通しているのは、
12.3インチのGoogleビルトインナビが採用されていることで、
当然のことながらキックスも同様。

しかしながら、
キックスに関しては現行エクストレイル (New X-Trail, T33)と同じ旧世代ステアリングを受け継いでいるため、
何か特別な理由があるのかも?
SNSやYouTubeのコメント欄を見ていくと、
2スポークステアリングは、
「ハンドルを切ったときに、現在どれぐらい切ったのかがわからない」
「6時のスポークが無くなると使い勝手が悪い」
「スポーク数が少なくなると、剛性が低くなったように感じられる」
といったコメントが多く見られます。

実際に2スポークステアリング付の三菱の新型デリカミニ (Mitsubishi New Delica Mini)や、
ホンダ新型フリード (Honda New FREED)/N-BOXを普段使いしてきた身からすると、
そういった不満は特に感じられないため、
「実際に使ってみないとわからない」というのが正直なところです。
ETC2.0車載器の位置は使い勝手が良さそうだ

続いては、
ETC2.0車載器の搭載位置について。
上の画像にもある通り、
コックピットの右下(各種スイッチ類の直下)に搭載されていて、
わざわざ覗き込まなくてもカードが出し入れできる位置にあるのはグッド。
なおETC車載器の取付け位置については、
保安基準や電波受信の条件で制限されているものの、
盗難問題などの観点から、
ETCカードを抜かれる被害を避けるために、
「できる限り分かりづらい場所に搭載」されることが多め。
そのため、
一部のモデルは「助手席のグローブボックスに隠れるように搭載」されていたことがあったかと思いますが、
その理由もETCカードの盗難を避けるためと言われています。
ただ最近のETC車載器は、
グローブボックスに搭載されることが少なくなり、
メーカーオプションもしくは標準装備されることが多くなったため、
運転席側にて出し入れし易い位置に設けられることが多くなりました。