2026年最新の新車操作性テストを検証!物理スイッチ最多のマツダCX-60とテスラの明暗を分けたレイアウト

今回の評価で、「物理スイッチがあるから直感的な操作ができる」というわけではないようだ

現代の新車・新型車では、

大型タッチスクリーンや高速プロセッサ、

そしてスマートなインターフェースが搭載されています。

 

今回スウェーデンのメディア「Vi Bilagare」によって行われたテストによると、

「2026年に発売されている新車・新型車の物理スイッチやタッチパネルでの操作による注意力の散漫については、4年前よりも長くなっている」と指摘。

 

つまり、

現代のUI/UXは更に使い勝手や利便性という面では低い評価を得ているわけですが、

一体どのような評価を行い、

その中でもどのような車種が最も評価が低いのか見ていきましょう。


車種毎で110km/hの速度を維持しながら、決められた操作を全て完了するのにかかる時間を評価

改めてスウェーデンのメディア「Vi Bilagare」が、

2022年に初めて実施した「運転中の注意散漫に関するテスト」を再実施し、

閉鎖された飛行場にて110km/hの速度を維持しながら、

ドライバーが「走行中に(事前に決められた)一連の作業を完了するのにかかる時間」を測定。

 

平均すると、

ドライバーは一連の作業を終えるのに「813m」走らせていて、

これは4年前の「756m」から「57mも増加」していることが判明。

 

つまり、

ドライバーの注意力が少なくとも一部道路から逸れている場合、

約2秒ほど余計に時間がかかることになっているようです。

予め決められた「4つの操作・作業」を行う

まず今回の評価で最も気になるのは、

「具体的にどのような一連の作業を行うのか?」ということ。

 

このテストでは、

以下のように4つの日常的な操作が行います。

➀シートヒーターをオンにして車内温度を上げ、デフロスターを作動させる

②ラジオを切り替える

③トリップメーターをリセットする

④センターディスプレイをオフにしながら、メーターの照明を暗くする

もちろん、

ドライバーには事前に各車両に慣れるための時間が与えられ、

車線から逸脱したり、

速度を維持できなかったりした場合は、

その走行をやり直しすることに。

 

各作業は個別に計測され、

ドライバーが両手をハンドルに置いた時点から、

動作が完了した時点で終了します。

最も物理スイッチが多いマツダCX-60が、最も距離が長く、最も作業時間を要している

今回、

ほぼほぼメーカーが異なる全11車種での評価が実施されたわけですが、

何とも興味深いことに、

物理スイッチが最も多いマツダCX-60が最も走行距離が長く(操作完了までに最も時間がかかっている)、

一方で物理スイッチがほとんど搭載されていないテスラ・モデルYが、

半分近くの距離で作業を完了しているんですね。

■マツダCX-60・・・1,137m

■メルセデスベンツCLAクラス・・・1,116m

■トヨタ・カローラクロス・・・1,024m

■ボルボV60・・・863m

■BYDシールU・・・819m

■日産・キャシュカイ・・・813m

■起亜EV3・・・812m

■シトロエンC3エアクロス・・・774m

■テスラ・モデルY・・・608m

■シュコダ・コディアック・・・542m

■ボルボXC60・・・485m


■ボルボV70 (2005年モデル)・・・300m

以上の通りとなります。

2ページ目:物理スイッチが多ければ「直感的な操作ができる」わけではなく、タッチパネル含めてレイアウトが重要?