トヨタ現行プリウスの販売台数半減報道の真相。全高の低さだけでない大規模リコールと生産停止の影響を紐解く
現行60系プリウスの販売台数が約3年で半減となった理由とは?
SNSやYahoo!ニュースを通して大きな話題となっている、
トヨタの現行60系プリウスの販売台数半減に関する報道。
大手カーメディア・くるまのニュースさんの報道内容をまとめると以下の通り。
●現行プリウスの売行きが低迷
●2023年の1か月平均は8,262台に対し、2026年の1か月平均は4,382台なので約47%減と3年で半減
●売上が半減した理由は、全高が1,430mmと低くクーペスタイルなので、顧客の好みが大きく分かれる(最初はプリウスというブランド力で売れていた)
●プリウスから、カローラクロスやシエンタといった様々なハイブリッドモデルに乗り換えている人が多い
●プリウスの人気低迷のほか、受注停止期間や生産が一時停止したことも影響している
以上の通りとなります。
ちなみに、
当ブログでもプリウスの新車販売・登録台数であったり、
「なぜ販売台数が大きく低迷したのか?」なども独自に調べてみました。
2023年1月~12月度の新車販売・登録台数をチェック

それでは早速、
現行60系プリウスの新車販売・登録台数をチェックしていきましょう。
まずは、
現行60系がフルモデルチェンジした年となる2023年1月~12月度を見ていきます。
なおこの販売台数は、
一般社団法人・日本自動車販売協会連合会のデータを引用しています。
【2023年1月~12月度の現行60系プリウスの新車販売・登録台数一覧】
2023年1月度:3,214台(前年対比111.1%)
2023年2月度:7,681台(前年対比230.9%)
2023年3月度:9,861台(前年対比186.2%)
2023年4月度:7,838台(前年対比237.2%)
2023年5月度:9,233台(前年対比476.2%)
2023年6月度:11,008台(前年対比672.0%)
2023年7月度:9,206台(前年対比403.6%)
2023年8月度:7,252台(前年対比374.6%)
2023年9月度:9,468台(前年対比314.4%)
2023年10月度:8,767台(前年対比338.1%)
2023年11月度:8,399台(前年対比283.7%)
2023年12月度:7,222台(前年対比482.1%)
2023年1月~12月度:99,149台(前年対比303.4%) ※月平均8,262台
以上の通りとなります。
2023年1月~12月度の累計販売台数は99,149台と10万台に迫る勢いで、
月平均では8,262台となっています。
2024年1月~12月度の新車販売・登録台数をチェック

続いて、
2024年1月~12月度を見ていきます。
【2024年1月~12月度の現行60系プリウスの新車販売・登録台数一覧】
2024年1月度:8,550台(前年対比266.0%)
2024年2月度:9,190台(前年対比119.6%)
2024年3月度:11,316台(前年対比114.8%)
2024年4月度:4,452台(前年対比56.8%)
2024年5月度:1,422台(前年対比15.4%)
2024年6月度:1,860台(前年対比16.9%)
2024年7月度:7,046台(前年対比76.5%)
2024年8月度:5,909台(前年対比81.5%)
2024年9月度:7,771台(前年対比82.1%)
2024年10月度:9,337台(前年対比106.5%)
2024年11月度:9,774台(前年対比116.4%)
2024年12月度:6,858台(前年対比95.0%)
2024年1月~12月度:83,485台(前年対比84.2%) ※月平均6,957台
以上の通りとなります。
2024年1月~12月度の累計販売台数は83,485台と9万台を切っており、
月平均では6,957台となっています。
この時点で、
前年対比84.2%なので15.8%減となってます。