北米ホンダ・オデッセイに大規模リコール。バックカメラとエアバッグ不具合で計77万台の対象ファクトを解説
オデッセイのネガティブな報道が次々出てくるな…
2026年度末に日本での販売が終了する、
ホンダのフラッグシップミニバン・オデッセイ (Honda Odyssey)。
一方でアメリカ市場向けに関しては、
今後も販売・生産が継続され、
2029年以降には次期型の登場が噂されています。
そんなオデッセイですが、
アメリカ市場向けの個体に度重なる大規模リコールが届け出されています。
30万台以上のオデッセイにバックカメラの不具合でリコール!

米国運輸省道路交通安全局 (NHTSA)に届け出された不具合内容を見ていくと、
2018年~2020年モデルとして製造されたオデッセイのみが対象で、
シフトをバックギア(R)に入れた際、
バックカメラに画像が表示されない恐れがあるとのこと(海外カーメディアmotor1.comより引用)。
これは、カメラ内部に水が浸入し、
回路基板が損傷する恐れがあるためで、
このままバックガイドカメラが起動しない恐れがあるようです。
なおNHTSAのプレスリリースによると、
リコール対象となる台数は325,588台と非常に多く、
改善措置として対策品のバックカメラに交換し、
連邦自動車安全基準第111号「後方視界」に適合させるそうです。

ちなみに今回のリコールは、
2019年~2020年に製造された212,068台ものオデッセイに続く拡大版。
つまり、
ホンダは2018年モデルのオデッセイ1車種・113,520台にもカメラの不具合が発生していたことを、
新たに報告したわけですね。
奇妙なことに、
ホンダはプロローグ (Prologue)とアキュラZDXでも同様の不具合を抱えていましたが、
これらはどちらもゼネラルモーターズ(GM)が製造した車種だったため、
ホンダ側の問題ではなかったとのこと。
そもそものバックガイドカメラの不具合要因は何だったのか?

なおNHTSAの安全リコール報告書には、
以下のように2つの要因を指摘しているようです。
・バックカメラハウジングのボス穴の仕様が、取り付けネジに対して不十分だった
・組み立て治具上でのハウジングの位置ずれにより、組み立て時に取り付けネジの位置がずれる可能性がある
上記の要因から、
ネジがズレてしまうことが多く、
ひび割れが生じやすかったとのこと。
寒冷などの環境要因にさらされると、
ひび割れが拡大し、
水が浸入して回路基板の腐食を引き起こすことがあったのだそう。
なおホンダは、
マグナ製バックカメラをソニー製の新型カメラに交換する予定で、
新型カメラは取り付け時の問題を回避し、
水の浸入を防ぐように設計されているとのことから、
今後同じような問題は起きないと回答しています。
