日産の新型エルグランド (E53)が年内受注1万台ペース!評論家のアルヴェル引合い論に覚える違和感と、7月24日更新の最新出荷目途を解説
新型エルグランドも、年内には累計受注台数1万台を突破しそうな勢い
2026年7月16日に発表・発売された、
日産のフルモデルチェンジ版・新型エルグランド (Nissan New Elgrand, E53)。
国内大手カーメディアcarview!の報道によると、
2026年7月16日時点での先行受注台数は6,300台に到達しているとのことですが、
既に7月下旬時点で6,500台を突破しており、
近く7,000台に到達する勢いです。
私がいつもお世話になっている日産ディーラーからの報道によると、
2026年内には累計受注台数10,000台に到達する可能性が高いそうですし、
しばらくは新車オーダーでの納期は半年近くになると言われています。
これ本当?全体の9割以上がe-POWER Gを選択

続いて、
もう一つ気になるのは「どのグレードが最も人気なのか?」ということ。
carviewの報道によると、
約9割が上級グレードe-POWER G [e-4ORCE]を選択しているとのこと。
しかも、「これってあまりにも雑な調査なのでは?」と思わせるのが、
その約9割のなかにe-POWER VIPやe-POWER AUTECHも含まれているということ。
つまり「約9割がe-POWER G」というのは、
ベースがe-POWER GとなるVIPやAUTECHも含まれているという意味だそうで、
そもそもVIPやAUTECHの受注割合が何割程度なのか?までは厳密に調査していないことが判明。
さすがにこの情報で「全体の約9割がe-POWER G」と言い切るのには無理があると思いますし、
なぜVIPとAUTECHも含めて集計してしまったのかが気になるところ。
そもそもどのような層から受注を獲得しているのかすら調査していない

あと、
こちらも個人的に気になるのは「どの層からの乗り換えが多いのか?」ということ。
先代E52型エルグランドの乗り換え層が何割程度なのか、
競合モデルとなるトヨタ・アルファード/ヴェルファイアからの乗り換え層はどれぐらいなのか、
ホンダ・オデッセイからの乗り換え層はどれぐらいなのか。
他にも、
ミニバンからの乗り換え層だけでなく、
法人顧客であったり、
全くの新規からの受注はどれぐらいなのか?など、
こういった細かな調査を行っているのか調べてみると、
その情報すらも掲載されていないため、
そもそもcarviewが掲載している「6,300台」という情報も、
本当に取材から得られた情報なのかも怪しく感じるところ。
何れにしても、
新型エルグランドの価格帯が高額でありながらも、
全国的に売れていて長納期化していることは喜ばしいことだと思いますし、
そのなかで細かなデータを調査・取材して掲載していくことが、
本来大手もしくは公式メディアのやるべきことなのでは?と思ったりもします。
自動車評論家も、わざわざアルヴェルを引き合いに出さないと何も言えないのか?

続いて、
こちらも個人的に気になったのが、
自動車評論家・国沢光宏 氏のエルグランドに対する皮肉なSNS投稿。
新型エルグランドの累計受注数が6,300台に達したことに対して、
彼は「日産おめでとう!これから継続的に受注を獲得することが大事」と、
素直に褒めの投稿をすれば良いものを、
以下のようにアルファード/ヴェルファイアの累計販売台数を引き合いに出すような、
何とも大人げない投稿が話題に。
「新型エルグランドの受注が6300台に達したそうです。凄いですね!」と言ってくる人に「アルヴェルは6月だけで1万1480台登録されました」と答えておきました。
日産にも古い良いお客さんがいます。
初期受注6300台は十分予想出来ること。成功したかどうかの判断基準は3ヶ月後の受注ペースです。
頑張れ日産!
確かにSNSという自由な発言をする場においては、
こういった皮肉なコメントも散見されるのは理解できますが、
影響力のある自動車評論家という立場から、
わざわざ商品の方向性や価格帯、
パワートレインの種類、
客層も全く異なるアルヴェルを引き合いに出すことが、
果たして自動車評論家のやるべきことなのか?は疑問。

自動車業界の重鎮ともあろうお方が、
エルグランドとアルヴェルのターゲット層や方向性、
キャラクターの違いは明確に理解しているはずですし、
その背景を理解しているのであれば、
わざわざ引き合いに出す必要性などないことは明確。
それでも引き合いに出さなければならないほど、
「日産を叩かないと気が済まない」のか、
「トヨタを褒めないといけない」のか、
何とも利口とは言い難い投稿のように感じられました。