試乗車を長距離ドライブに無断悪用?カナダでトヨタ・カローラセダンが速度違反により押収!過去の国内事例と販売店の課題を考察

試乗車を旅行用として悪用した挙句、スピード違反で押収とは不運な…

車を購入するための判断基準の一つとして、

自動車ディーラーでの試乗が挙げられます。

 

なかには、

販売店のご厚意で試乗車を「購入判断のために、半日ぐらい乗ってください」と言っていただける販売店もあれば、

「近場をグルッとだけ回りましょう」ということで、

10分にも満たない試乗もあります。

 

これは例外ですが、

「YouTubeの撮影に使いたい」といった理由で、

数十分や数時間借りるのではなく、

丸一日借りる迷惑系YouTuberも存在します。

 

そして今回、

カナダにて”とある顧客”が販売店を騙して、

丸一日試乗車を借りて、

その後速度違反で警察のお世話になるという事件が発生しました。


彼女との楽しい旅行から一変!60km/h以上の速度超過となり、レッカー車で押収

この事件は、

2026年7月17日(金)の18時15分頃、

カナダ・ブリティッシュコロンビア州の地方メリットのすぐ東にあるエルクハート近郊ハイウェイ97Cにて発生しました。

 

ブリティッシュコロンビア(BC)州高速道路パトロール隊によると、

警察は制限速度110km/hの区間を172km/hで走行する、

グレーのトヨタ・カローラセダン (Toyota Corolla Sedan)を発見。

 

この車を運転していた30歳のバンクーバー在住の運転手は、

助手席に乗っていた彼女とバンクーバーからケロウナまで、

一泊の試乗をしていたと警官に話したとのこと。

 

往復約770kmの超長旅になるわけですが、

実はこの車、

ドライバーの愛車でもレンタカーでもなく、

トヨタディーラーの試乗車を販売店の許可なく利用していたんですね。

元々は、

30歳のドライバーが「車の購入を検討しているから、カローラを半日ほど試乗させてほしい」と販売店に伝えたそうですが、

実際は購入する意思は無かったと見られ、

そのまま彼女を乗せて往復約770kmの旅行に向かったわけですね。

 

運転手は警察に対し、

「自分とガールフレンドは、バンクーバーからケロウナまで一晩かけて試運転をしていた」と話し、

BC州高速道路パトロール隊のマイケル・マクラフリン巡査部長は、

今回のあまりに危険な速度違反に対して、

「これ以上危険な運転を許すことはできない」とし、レッカー車で押収することに。

速度違反による罰金やレッカー移動費など、約10万円の出費か

販売店に嘘をつくだけでなく、

最終的には速度違反で警察に捕まり、

おまけにレッカー車で押収されることになったわけですが、

警察によれば制限速度に対して60km/h以上の超過となったため、

483カナダドル(日本円で約5.4万円)の罰金を支払うことに。

 

もちろん、

ドライバーが支払うのは罰金だけでなく、

レッカーによる牽引費用も負担しなければならないですし、

数日間の車両保管料を負担することになるため、

総額としては日本円で10万円以上の負担に。

更に高リスク保険料により、約28万円ほどの損失となる恐れも

これだけでは終わりません。

 

当局は、

30歳のドライバーをスピード違反の有罪判決により、

少なくとも3年間は高リスク保険料が発生するため、

経済的損失は推定で約2,500カナダドル(日本円で約28万円)に達するとのこと。

 

ドライバーはその後、

無断で1日以上持ち出したカローラセダンの購入手続きを完了したかどうかは依然として不明ですが、

もしかしたらドライバー自身は、

最初から車の購入など検討しておらず、

販売店をレンタカー代わりに悪用したことで、

ドライバーに不運が舞い降りたのかもしれませんね。

2ページ目:日本ではBMWの試乗車であおり運転を繰り返して、運転妨害罪が施行されるほどのビッグニュースに