ホンダが新商標「DualPower eAWD」を出願!次期ヴェゼル&フィット5など、プロペラシャフト廃止の電動4WDとして採用か

(続き)ホンダの新商標「Honda DualPower eAWD」について深掘り

引き続き、

ホンダが欧州向けに商標出願した「Honda DualPower eAWD」について見ていきましょう。

本商標が採用されるのはデュアルモーターを搭載するストロングハイブリッドモデルのみ?

ホンダが2026年9月28日に、

イギリスおよび欧州にて出願した「DualPower eAWD」の商標は、

ハイブリッド車がさらに増えることを示唆していて、

次期パイロットやパスポート (Passport)といった大型車に付けられる可能性があり、

電動モーターが内燃機関車にもたらすトルク向上と、

パワートレインの洗練を象徴するものと予想されます。

 

ただ、

これはあくまでも予想に過ぎないですし、

デュアルモーターを搭載するe:HEVが対象になるのであれば、

例えば日本で販売されてるような、

フィット (FIT)/ヴェゼル (Vezel)/フリード (FREED)/ステップワゴン (STEPWGN)/ZR-V/シビック (Civic)/アコード (ACCORD)/CR-V/プレリュード (Prelude)にも、

順次適用できることを意味します。

しかしここで注意してほしいのは、

この商標はあくまでも四輪駆動[AWD]を搭載するモデルに限定されるわけですから、

少なからず現行のステップワゴン/シビック/アコード/プレリュードでは、

四輪駆動は設定されていないので商標を活用することは不可能。

日本向けだと、次期ヴェゼルやフィット5が最初に採用される可能性も?

そう考えると、

最も現実的なのは既に2028年に市販化が予定されている次期ヴェゼル/フィット5の2車種で、

これらから順次「DualPower eAWD」の名が使われるかもしれませんね。

それにこの商標の文言には、

ホンダが世界的に使用している「e:HEV」というブランド名よりもはるかに明確で、

北米で見られる「Hybrid」バッジよりも印象的です。

 

現在、

ホンダの2モーターハイブリッドシステムは、

トランスミッション内部に集約されており、

1つのジェネレーターモーターはエンジンの出力軸から、

もう1つのトラクションモーターは駆動輪へと繋がっています。

 

必要に応じて電気モーターを連結・切り離すことで、

エンジンは主に車載ジェネレーターとして機能し、

低速走行時などアクセル開度が低い場合にのみ車輪を直接駆動。

 

一方で、

四輪駆動のCR-Vでは、

従来型のドライブシャフトが後輪に動力を伝達する仕組みとなっています。

 

そして、今回新たに出願されている「DualPower eAWD」は、

戦略の変更を反映するものと考えられ、

将来のホンダのハイブリッド車は電動四輪駆動、

つまり後車軸にアシスト用電気モーターを搭載し、

ドライブシャフトを完全に廃止することが分かっています。


北米だとDualPower eAWDは、燃費よりもアシスト力を優先するハイブリッド車に採用される可能性アリ?

ちなみにこの「DualPower eAWD」は、

前輪駆動が内燃機関と、

1基以上のモーターの両方から指令を受けることを示唆していて、

これは2025年に日本でも発表された、

ホンダの次世代V6ハイブリッドを確認した際に判明していること。

 

このシステムは、

トレーラーを牽引するなど、

燃費性能重視というよりも、

どちらかというと追加のモーターアシストによるパワーが必要になるかもしれないため、

ミドルサイズSUVにて積極的に採用されるかもしれませんね。

北米だとアキュラの次世代プロトタイプモデルより優先的に採用か?

ホンダの高級車部門は先日、

将来​​のアキュラRDXによく似た市販モデル「アキュラ・ハイブリッドSUV・プロトタイプ (Acura HYBRID SUV Prototype)」を披露。

 

この新型車は、

V型6気筒エンジンを含むDualPower eAWDシステムを搭載する最初の車両となる可能性も高そう。

 

アキュラの典型的なプロトタイプのタイミングからすると、

通常1~2年以内に市販モデルが発売されることになるため、

2027年末までには、

この新しいガソリンエンジン+ハイブリッドパワートレインを体験できるものと予想しています

ちなみにこの新開発エンジンは、

排気量3.0L V型6気筒自然吸気エンジンとして採用される予定で、

ホンダの現行SUVやミニバンに搭載されている「Jシリーズ 排気量3.5L V型6気筒自然吸気エンジン」と寸法的にはほぼ同じ。

 

ホンダは、

この新型エンジンを今後1~2年で改良し、

数年後にフルモデルチェンジが予定されている次期オデッセイ(もしくは上級ミニバン?)と組み合わせて電動化できるよう設計しているのだと考えられます。

1ページ目:そもそもホンダが商標出願した「Honda DualPower eAWD」って何?

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