プジョーとシトロエンがリコール。ドアが開かない恐れが有り?

2020-05-26

自動車ニュース”Response”の記事より、プジョー「308」とシトロエン「C4ピカソ」がリコール。

リコールの内容としては、ドアロック装置およびタイヤエアバルブ、シートベルトバックルの不具合によるものとのこと。

まず、ドアロック装置については、組付け作業が不適切なためロック機構が固着することがあるとのこと。
そのため、ドアの開閉ができなくなったり走行時の振動によりドアロックが解除し最悪の場合、走行中にドアが開くおそれがあるとのことです。


一方の、タイヤエアバルブについては、組付けの作業指示が不適切なためホイールに正しく組み付けられていないものがあるとのこと。
そのため、タイヤから空気が漏れそのままの状態で使用を続けると、タイヤ空気圧が低下し、警告灯が点灯または、走行時の振動等によりバルブロックボルトが損傷し、急激にタイヤの空気が抜けて最悪の場合、走行不能となるおそれがあるとのこと。

シートベルトバックルについては、製造が不適切なため、強度不足のものがあるため、急ブレーキ時または、衝突時の衝撃で破断するおそれがあるとのことです。

対象となるのは、2015年9月25日から2016年11月11日までに輸入された857台がリコールとなります。

対策措置としては、
 ・ドアロック装置…全車両、ドアロック装置を点検し不具合品が組み付けられているものは良品と交換
 ・タイヤエアバルブ…全車両、タイヤエアバルブを新品と交換し、正しく組み付ける
 ・シートベルトバックル…全車両、シートベルトバックルのシリアル番号を確認し、対象のものは良品に交換
のリコール作業を行うとのことです。