ファラデーフューチャーが借入金返済滞納で裁判沙汰となり資産凍結。「FF 91」の販売はどうなる?

2021-10-23

アメリカの新興電気自動車メーカであるファラデー・フューチャーの後援者であり、LeEco創設者でもあるJia Yueting氏が、借入金の返済を滞納していることから、中国の上海裁判所より資産約1億2,000万円が凍結することが判明しました。

ファラデーフューチャーは、アメリカ最大の電気自動車メーカであるテスラに続く成長企業として注目が集められいて、最強のEVクロスオーバー「FF 91」を開発し、0-100km/hの加速時間は2.39秒、航続可能距離608kmという、実用性と非日常性を両立した”テスラ超え”が謳われた個体でもありました。


しかし、今回の資産凍結により、Jia Yueting氏は、LeEcoの最高経営責任者(CEO)を数週間前に辞任。
上述の通り、EVクロスオーバー「FF 91」が来年市場に投入される可能性について、今回の問題で販売に大きな影響を来す恐れがあるとは推測されますが、Jia Yueting氏は「特に問題なく販売されるだろう」とコメント。
一体何を持って”問題なく”と判断しているかは不明ですが、どうやら「FF 91」が2018年に販売されるように投資源を多様化するとのことですが、借入金返済の滞納が残っているにも関わらず、投資源が見つかるのかも危うい状態ではありますね。

Reference:CARSCOOPS

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フェラーリ「488GTB」をスピード勝負にて突き放す衝撃の動画を公開し、更には0-100km/hの加速時間が2.39秒と紛れもない世界最速車となったEVメーカであるファラデーフューチャーの「FF 91」。

その「FF 91」がCES2017にて正式発表後の36時間以内で、未だ価格未定&予約金60万円を支払わなければならないという条件があるにも関わらず、既に64,000件の先行予約が入っているとのことです。

「FF 91」は、驚異の1,065psの電気モーターシステムを発揮するEV車で、二次電池の容量は130kWhとかなりの大容量(ライバルとなるテスラの「モデルS P100D」でも容量100kWh)。充電満タンでアメリカの計測では608km走行可能とのことです。