新車価格にて落札できると踏んだ「ラ・フェラーリ」→最終落札価格は大幅更新の2.7億円

2020-05-26

先日、世界限定499台+1台のみ生産された「ラ・フェラーリ」のプロトタイプモデルがオークションに登場することを記事にて公開し、予想落札価格はほぼ新車販売価格の1.3億円~1.6億円と言われていましたが、実際のところは予想よりも大幅更新となる2.7億円にて落札されたことが判明しました。

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このプロトタイプモデルは、2013年のスイス・ジュネーブモーターショーにてワールドプレミアする前、2013年初めにフェラーリのVIP向けだけに初めて公開されたプリプロダクションモデル。
それ以来、このモデルが公に登場することは殆どありませんでした。
おまけにこのプロトタイプモデルは、公道走行非公認となっているため、公道仕様として改造する場合はとんでもない追金が必要(もちろん、サーキットでの走行は可能)。

公道走行ができないという点では、やはりデメリットは大きいものの、その一方で「ラ・フェラーリ」のプロトタイプモデルは”世界で一台しか存在しない”モデルでもあるため、プレミア価値も相当に高く、予想落札価格よりも大幅更新したのも、「そこ」が重要なポイントだったのかもしれません。

なお、今回のRM Sotheby’s Leggenda e Passioneオークションにて落札された各モデル(デイトナ、ラ・フェラーリ・アペルタ、488GTBグリーン・ジュエル、エンツォ・フェラーリ)は以下の関連記事の通りとなっています。

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Reference:motor1.com