カンヌにて、イエローのフェラーリ「812スーパーファスト」が登場。実は意外にもイエローは珍しかった件

2020-05-27

フランス・カンヌにて、イエローカラーのフェラーリ「812スーパーファスト」が登場。
魅力的な地中海沿岸にて撮影されているこのイエローの「812スーパーファスト」ですが、実はフランスにてイエローカラーのフェラーリが納車したのはかなり珍しいとのこと。
厳密にいうと、V型12気筒エンジンを搭載したフェラーリモデルのほとんどが、レッドカラーまたは濃い目のグレーであるとのことで、フェラーリのシンボルカラーでもあるイエローは相当に希少であるとのこと。


実際のところは不明ですが、「ラ・フェラーリ」や「F12ベルリネッタ」、「GTC4ルッソ」といった直近の12気筒モデルについては、全くイエローが存在していないとの情報ですが、「458イタリア/スパイダー/スペチアーレ」「488GTB/スパイダー」も同様。
なぜイエローを敢えて選択しないのかはちょっと想像が付きにくいところではありますが、男性ないしは女性にとっては車に求める程のカラーではない?とも考えたりします。

ちなみに「812スーパーファスト」は、ランボルギーニ「アヴェンタドールS」を更に凌駕する7速ATのデュアルクラッチトランスミッションを介して、最高出力800psを発揮する最強モデル。
排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、0-100km/hの加速時間は驚異の2.9秒にて到達します。

なお、「812スーパーファスト」は、車内の防音性やV12特有の荒々しさは他車モデルに劣る部分はあるも、トータルバランスや走りの質、軽快さ、デザイン性といった面においては、フェラーリがこれまで培ってきた技術をしっかりと踏襲しており、かつ先進的な機能を交えた現代的なスーパーGTカーであると、Autocarも絶賛していますね。

Reference:CARSCOOPS