アメリカにて、ブラックの「エンツォ・フェラーリ」が目撃に。20年経っても色褪せぬハイパーカー

2020-05-27

アメリカ・コロラド州デンバーにて、フェラーリが創業55周年を記念して限定399台のみ製造したスペチアーレモデル・「エンツォ・フェラーリ」が目撃に。
撮影されている場所は、近所のガソリンスタンドとのことで、どこかに出かける際は必ずこちらのスタンドにて給油するとのことで、こちらで勤務するスタッフは定期的に見かけることができるわけですが、とてもうらやましい限りですね。


ちなみに、今回目撃されている個体はブラックのボディカラー(定期的なメンテナスを実施のため、とにかく美しい)に、足回りはシンプルなシルバーカラーのスター形状ホイールを装着。
ブレーキキャリパカバーは、ボディカラーと同様のブラックとなっています。

内装は標準仕様のキャメルカラーのレザーシートをメインに、ブラックのアクセントが加えられています。
グローブボックスカバーやドアトリムにもキャメルレザーが張られていますね。
ドア開閉については、「ラ・フェラーリ」やマクラーレン「720S」にも採用されているルーフまで開閉する”ディヘラルド・ドア(一般的にガルウィング・ドア)”。

ちなみに、「エンツォ・フェラーリ」は、これまで注文された個体のほとんどがレッドカラー(レッド・コルサ)で、その次にホワイトやイエローといったカラーがオーダーされていましたが、ブラックカラーを選択したオーナーはほんの十数台のみ。今回目撃されている個体は、相当に珍しいモデルと言えますね。

「エンツォ・フェラーリ」のパワートレインは、排気量6.0L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力660ps、最大トルク657Nmを発揮します。
ちなみに、「エンツォ・フェラーリ」をデザインしたのは日本人の奥山清行 氏であることもかなり有名ですね。

Reference:AUTOGESPOT