これはド派手。フィアットが、ファッションに焦点を当てたワンオフモデル「500C」をチャリティー・オークションに出品

2020-05-27

フィアットが、エイズ感染を予防するための研究費用の援助を目的に、コンパクトホットハッチモデル「500C」を、ド派手なイタリアントリコロール風(ホワイト・ブラック・レッド・グリーン・イエロー・ブルーの6色)にデザインしたワンオフモデルをチャリティーオークションに出品。

この個体は、ファッションに焦点を当てた世界でたった1台しか存在しないデザインモデルとのことで、車両はイタリア・ミラノにあるガレージ・イタリアカスタムズにて管理されていました。


実はこのワンオフモデル、ハイエンドのユーザー向けに製造されたもので、その独創的かつインパクトのあるデザインが非常に大きな話題を呼んだ一台となっています。

この特別な個体を生み出したのは、ファッションデザイナーのアンジェラ・ミッソーニ氏で、同氏は全く同じ名前のイタリアンファッション会社のクリエイティブディレクターを務めているとのこと(会社を設立したのはご両親)。

内装もかなり独特な仕上がりになっていますね。
シートやフロアマット、その他の内装等のアクセサリ類もまるでファッションを着こなしているかのようなデザインとなっており、材料も実際に服に使用する生地が盛り込まれているのだとか。

なお、この個体は9月21日にミラノのパラッツォ・デッラ・パルマンテンテにて開催されたamfAR主催のチャリティイベントにて出品され、見事落札(ただし、最終的な落札額は公表されていない)。
オークションにて得た収益金は、全てエイズ研究のために寄付されたとのことです。

Reference:motor1.com