展示車かな?アメリカにて、ゴールドカラーのBMW「i8ロードスター」が目撃される

2020-05-26

アメリカ・ラスベガスにて、早くもBMWの最新オープンモデル「i8ロードスター」が目撃に。
こちらの個体、昨年アメリカ・ロサンゼルスオートショー2017にて、BMWのiブランドに位置するフラッグシップモデル「i8クーペ」がアップデートされると同時に、新たにオープンモデルとして登場。
今回目撃されているのは、恐らく1月末に開催されるであろうブリュッセルモーターショー2018の出展車両であると考えられ、ボディカラーは不明ながらも何とも高級感のあるゴールド?カラーとなっています。

「i8ロードスター」は、基本的なパラメータ(PHVモデルであること)はクーペタイプと同じであり、カーボンとアルミを複合したシャシーを搭載、バッテリー能力については従来の「i8クーペ」よりも更にパワーアップ。ちなみに、ドアはやはり「i8」の定番でもあるバタフライドア(マクラーレンにも採用される上に開くスタイル)を採用していますね。
※ドアを開けると、下の画像の左下側の通り、カーテシーテープによる”i8″ロゴが浮き上がってくるのもまたオシャレ。


この個体の外観については、トップルーフは意外にも電動開閉式のファブリック製ソフトトップとなり、車体重量は僅か60kgの増加にて抑え込んでいます。
ルーフは、最大50km/hまでの速度で有れば僅か15秒にて自動開閉が可能となっており、コンパクトなZ字型の垂直スタックに折りたたまれる仕組みに。

スタイリングとしては、タルガトップ風にも見えますが、これだけのデザインでありながらルーフが自動開閉式であるというのは何とも贅沢ですね。
足回りについては、スパイダー専用に新たなサスペンションが設けられ、減衰力を大幅に改善しています。

内装は一部しか見えませんが、本革シートにボディカラーと同色のゴールドに近いキャメルカラーといった印象でしょうか。
サイドシルパネルがフラットかと思いきや、意外にも複雑な造りとなっています。

パワートレインは、「i8スパイダー/クーペ」共に排気量1.5L 直列3気筒ターボチャージャーを搭載し、システム最高出力362ps→380psへと強化。0-100km/hの加速時間は、スパイダーが4.4秒、クーペが4.2秒にて到達し、何れも最高時速は250km/hにまで到達します。
なお、バッテリーパックについては、20Ahから34Ahに、7.1kWhから11.6kWhへとアップグレードし、電力のみでの最大航続可能距離は120kmを実現しています。

ちなみにこの日は、レッドカラーの「i8クーペ」とグリーンカラーのフェラーリ「458イタリア」も登場するという贅沢な後継。

関連記事:BMW「i8スパイダー」が遂にアンヴェール。併せて「i8クーペ」もアップグレードへ(2017/11/30投稿)

Reference:AUTOGESPOT