掃除機で有名なダイソンが開発中のEVスポーツ。またもや予想レンダリングが公開に

2020-05-27

「吸引力の変わらないただ一つの掃除機」として有名なイギリスの電気機器メーカ・ダイソン。
同社設立者であるJames Dyson氏が、EV自動車市場へ参入するために2017年始めにプロジェクト開設を目的に約300億円以上を投資することを発表。
同氏曰く、今回EV市場に投入予定となっているモデルは、日産「リーフ」のような手ごろな価格のモデルではなく「他にはない特別なデザインを持つ電気自動車」であるとして、洗練された2ドアタイプのスポーツクーペであることを説明しています。
そんな噂されるEVスポーツモデルの予想レンダリング画像が、Responseより公開されています。

関連記事:噂のダイソンが遂に電気自動車参入へ。2020年には販売開始へ(2017/9/27投稿)


同社EVスポーツは、以前にも予想レンダリングが公開されており、その時にはマクラーレンのスポーツシリーズをコンパクトにした2ドアクーペといった印象でしたが、今回はCセグメントハッチバック風の2ドアクーペスタイルで、リヤの居住スペースを確保していることから、インテリアは2+2シータの可能性が高そうですね。

フロントデザインは、何とも切れ味の鋭いLEDヘッドライトを搭載し、エアインテークのディテールデザインも独特(メッシュではないところは斬新)で、新規性を持たせた近未来型のEVスポーツといったところ。
サイドインテークにも同デザインを設けていることから、共通性を持たせるだけでなくダイソンが新たに作りだすブランド価値のスタートとしては十分な仕上がりではないかと思います。
なお、スペックについては、リチウムイオン電池に代わる「ソリッドステート電池」を採用する予定で、約2倍の容量と驚異的なパワーを持って、競合モデルと予想されるテスラ「ロードスター」に立ち向かう一台になるのではないかと考えられます。
なお、この個体のワールドプレミアは来年2019年の秋頃と言われています。

Reference:Response

コチラがマクラーレン風の2ドアEVスポーツのレンダリング画像だ!
関連記事:掃除機で有名なダイソンのEVスポーツカーはこうなる?2020年量産モデルのレンダリングが公開(2017/12/30投稿)

「吸引力の変わらない掃除機」で有名なイギリスの電気機器メーカ・ダイソンが、EV自動車市場へ参入するため、同社の設立者であるJames Dyson氏は、今年の始めにプロジェクト開設を目的に約300億円以上を投資することを発表しました。
同氏曰く、今回EV市場に投入予定となっているモデルは、日産「リーフ」のような手ごろな価格のモデルではなく「他にはない特別なデザインを持つ電気自動車」であるとして、洗練された2ドアタイプのスポーツクーペであることを示唆しています。

今回、ダイソンが2020年に量産モデルとして販売するであろう予想レンダリングが公開されていますが、基本的なスタイリングは明らかに同国スーパーカーメーカのマクラーレンを意識していますね。
特にヘッドライト周りのハウジングや、マクラーレン独自の空力特性を考慮した流線形を描くライン、ホイールデザインは完全にそのままではありますが、スタイリッシュでありながらもコンパクトなEVスポーツを量産してくる可能性は高そう。

ちなみに、ダイソンは未だプロトタイプモデルすら完成できていないため、プロジェクト開発は初期段階を迎えたばかり(もちろん詳細なスペックも不明)。今回のプロジェクトのために約400人のチームで発足されていますが、現時点ではシャシーの開発やその他のソリッドステータイプのバッテリの開発に注力している段階。
最近では、アストンマーティンのハイレベルな従業員を積極的に採用したり、チームを拡大する上で今後もスーパーカーメーカ等の優秀な人材を確保すると言われています。