アルピーヌ「A110」に特別モデル「Pure/Legendeバージョン」が登場。ジュネーブでも公開に

2020-05-26

昨年末に発表されたばかりのアルピーヌのコンパクト2ドアクーペ「A110」に、新たな2種類の特別モデルとなる「Pure/Legendeバージョン」が登場。
これらの個体は、来週より開催のスイス・ジュネーブモーターショー2018にて公開予定となっており、パワートレインは従来モデル「A110」と同様に排気量1.8L 直列4気筒ターボチャージャーエンジンを搭載します。


アルピーヌが昨年末に発売した限定モデル「Premiereエディション」とはまた異なる今回の特別モデルですが、ホワイトカラーにて塗装された「Pure」モデルは、”最も軽量”で”最もトラックに焦点を絞った”スポーティバージョンであるとのこと。
車体重量の詳細については明らかとされていないものの、約1,080と非常に軽量であるとして、パワーウェイトレシオも1後半台に迫ろうとするスペックを持つのかもしれません。

一方グレーカラーの「Legende」は、ホワイトカラーの「Pure」とは全く性格が異なる本物の”豪華”仕様。
特に内装においては、フルレザーシートを採用し、更には6Way調節可能なサベルトシート、ハイグロスカーボンファイバ仕上げのインテリアトリム等、幅広い贅沢な標準装備を取り揃えているとのこと。

なお、上記にもある通り、パワートレインは新型ルノー「メガーヌRS」に搭載される見度マウント型の排気量1.8L 直列4気筒ターボガソリンエンジンを共用し、トランスミッションは7速デュアルクラッチギヤボックスを介して、後輪へと最高出力252hp、最大トルク320Nmがダイレクトに発揮。

競合モデルとしては、アルファロメオ「4C」やポルシェ「718ケイマン」といったクーペモデルとなりますが、オプションの選択幅が非常に狭く、反対に言えば”ほとんど標準装備”されているところもアルピーヌの強みだと思いますね。

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Reference:motor1.com