ポール・ウォーカー氏の弟であるコディ・ウォーカー氏がジェイレノ・ガレージに登場し、トヨタ「スープラ」インプレッション【動画有】

2020-05-26

アメリカのコメディアンで俳優や作家、プロデューサー等、マルチな活動を続けるジェイ・レノ氏の番組「ジェイ・レノガレージ(Jay Leno’s Garage)」にて、今は亡きポール・ウォーカー氏の弟であるコディ・ウォーカー氏が登場し、兄が映画「ワイルド・スピード」(原題は「The Fast and the Furious」)にてブライアン役として使用していたトヨタ「スープラ」をインプレッションしています。


コディ・ウォーカー氏は、今週末の5月20日にアメリカ・カリフォルニア南部にて開催されるポール・ウォーカー氏の記念イベントを開催するとして、その告知も含めての登場。
今回のイベントにて得られた収益金は、全てポール・ウォーカー氏のチャリティー基金として募金されます。

今回インプレッションされているトヨタ「スープラMK4(80スープラ)」は、ポール氏が乗っていた日産「GT-R」に次ぐ日本市場向けの一台で、6気筒エンジンを搭載するこのモデルが「ワイルド・スピード」にて登場してから、急速に普及するようになりました。

その中でも最も人気の高いバージョンは、2JZ-GTE型の排気量3.0L 直列6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力280ps/5,600rpm、最大トルク450Nm/3,600rpmを発揮するMT仕様。
噂によると、実際のパワーは更に強力な324psを発揮する可能性があるとのことで、パフォーマンスとしても0-100km/hの加速時間が4.6秒、最高時速285km/hとスーパースポーツ並みのスペックを持つ一台でもありました。

このモデルは、1993年から生産スタートとなったモデルとなるため、今年の2018年を以て「25年経過」することとなります。
そのため、JDM(Japanese Domestic Market)と呼ばれる日本国内仕様モデル(アメリカ仕様にて元々輸出された「スープラ」とは別)が、アメリカにて独自に作り上げた”25年ルール(新車として製造してから25年間はアメリカに輸入してはいけない)”の解禁年となるため、一挙に日本からアメリカへと輸出される可能性が高くなり、更にそのモデルの価値が一気に上昇することが見込まれています(現に日本市場向けスカイラインの盗難被害に加えて、アメリカにて高額取引されている)。

以前、栃木県にて「80スープラ」の盗難被害が報告されていますが、恐らくこのモデルも”25年ルール”の解禁によって輸出を対象としたモデルと思われるため、確実な盗難対策を行っていく必要性が有りそう。

ちなみに、2018年から”25年ルール”が解禁されるモデルはトヨタ「80スープラ」以外にもアウディ「S2」やポルシェ「968クラブスポーツ」、ロータス「エスプリ・スポーツ200」、ルノー「クリオ・ウィリアムズ」、メルセデスベンツAMG「SL60」「クーペフィアット」、スズキ「キャラ(CALA)」、日産「シルビア(S14)」、三菱「ランサー・エヴォリューションⅡ」等も対象となっています。

【1993 Toyota Supra – Jay Leno’s Garage】

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Reference:CARSCOOPS