トヨタ「スープラ」の追加情報が公開。コードネームは”J29”、2019年初頭に登場する
「スープラ」のコードネームは”J29”。やはり「スープラ/Z4ロードスター」は同じタイミングで登場?
トヨタは、先日のル・マン24時間耐久レース優勝後にGRスーパースポーツの市販モデルを販売することに加えて、欧州のウェブサイトを更新し、「スープラ」に関する新たな追加情報を公開しました。
新型「スープラ」のコードネームは”J29”となることが決定しており、共同開発中のBMW「Z4ロードスター」のコードネーム”G29”とは対照的にキャラクター的な直列6気筒フロントエンジンを搭載し、駆動方式は濃く輪駆動(FR)になることを大きな特徴としています。
そして、トヨタのチーフエンジニアである多田哲也 氏は「スープラは2019年初頭に登場する」と明言しており、先日BMWが発表した2018年末までにオーストリアのグラーツ工場にて生産を開始するタイミングに合わせて、トヨタ「スープラ」も同タイミングで生産スタートし、「Z4」と併せてスイス・ジュネーブモーターショー2019にて登場する可能性が一気に高まりそうです。
スペックはまだまだ不明のまま
パワートレインについては、正直まだ明確になっていないものの、最上位グレードとして登場予定の”GRMN”には、排気量3.0L 直列6気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力335hp、最大トルク500Nmを発揮し、価格帯としては約700万円からと言われています。
フロントグリルにはGRバッジが貼付され、車体重量は1,497kg、GRのスポーツカーコンセプトとしては、”純粋なスポーツカー”として実用性と快適性はほとんど考慮しないと言われています(これは「スープラ」とBMW「Z4」共通)。
一方の「Z4ロードスター」は、古いレポートリストを参考にすると、4種類のドライブトレインをラインナップ予定で、グレードは”20i/30i/40i”の3種類。
パワートレインとしては、排気量2.0L 直列4気筒エンジンと排気量3.0L 直列6気筒エンジンで構成されるとのことですが、最高出力はまだまだ不明で、トランスミッションは8速DCTないしはZF製8速ATを予定しているとのことです。
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Reference:autoevolution