Gunther Werksが、セクシーなポルシェ「911(993型)400R」の生産をスタート。価格は約5,780万円から

2020-05-26

ポルシェ「911(993型)」から見事にカスタマイズ

ポルシェを専門とする南カリフォルニアのチューナー・Gunther Werksが、クラシカルなポルシェ「911(993型)」に現代技術や要素を取込んだ「400R」の生産を開始しました。

この個体は、昨年開催のザ・クエイル・モータースポーツ・ギャザリングにて先行公開された特別モデルで、ポルシェ「911(993型)」をベースにしながらも従来搭載されていた排気量3.6Lの空冷エンジンを採用するのではなく、Rothsport Racing社によって新たに設計された排気量4.0L 水平対向6気筒自然吸気エンジンへと置換えられ、ストックミルよりもかなりチューニングアップした最高出力400hp/7,800rpm、最大トルク447Nmを発揮します。


見た目だけで”ヤバい”と感じるワイド感

外観を確認していくと、フロントには拡大されたフロントグリルと魅力的なホイールアーチのペアを備えた全く新しいフロントフェイスとなっています。

サイドを確認していくと、こちらも新たに採用したサイドスカートとカスタムアルミホイール、カーボンファイバ製フェンダー等を設定。
足回りについては、新開発の油圧式昇降システム搭載のコイルオーバーサスペンションと、フロント・リヤにはアンチロールバーを設定。

足元のアルミホイールは、昔ながらのシングル5スポークのスター形状でありながらも軽量な18インチアルミニウムホイールを採用。更にその内側には強力なブレーキングを発揮するブレンボがインストールされていますね。

リヤエンドも昔ながらのスポーティなデザインに加えて、カスタムフェンダーやリヤエンジン冷却用のエアインテーク、そして大型ともいえるリヤウィングを装着します。
マフラは現代的ともいえるセンターデュアルエキゾーストをインストールしています。

インテリアは現代とレトロの融合

インテリアもかなり気合いが入っている模様。
チューナー特注のカーボンファイバ製シートを採用し、リヤシートの代わりとしてパーセルシェルフを設けています。
今回はシートデザインがブラックとなっていますが、この辺りはシートマテリアルも含めてオリジナルカスタムマイズが可能となっています。

ダッシュボード周りももちろんアナログな感じですが、加速度計の後ろがボディカラー同様のレッドというところは何ともオシャレですね。
なお、この「911(993型)400R」のおおよその価格は約5,780万円と非常に高額となっていますが、生産台数も相当に限られるとのことで、ある意味プレミア価値は相当に付くのではないかと考えられます(転売も恐らく行われる)。

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Reference:CARSCOOPS