ほぼ新品。ランボルギーニのレトロモデル「イスレロ/エスパーダ」の50周年を記念して、完全レストアで登場
あのレトロモデルがほぼ新品状態にて完全復活
ランボルギーニがオーナーの依頼に応じてレストア(修復)を行うため、2015年春より新たに開設したヘリテージ部門「ポロストリコ」より、同社のレトロモデルとなる「イスレロ/エスパーダ」が、誕生50周年を記念して”レストアされて”完全復活しました。
ところで「イスレロ」って何?
今回公開されているグリーンカラーやレッドカラーの「イスレロ」は、1968年から1970年に生産された希少モデルで、生産台数は僅か225台。
搭載エンジンは、排気量4.0L V型12気筒エンジンをフロントにマウントし、最高出力320psを発揮。最高速度は250km/hにまで到達します。
※ランボルギーニは、上記モデルの後に最高出力350psまでエンジン強化を行った「イスレロS」を発表しており、これについては僅か70台のみ製造。
ちなみに、「イスレロ」という名前は、「Manolete」と呼ばれる有名闘牛士マニュエル・ロドリゲスを殺した牛の名前にちなんでいます。
「エスパーダ」って何だ?
一方の「エスパーダ」は、約10年間で1,226台も生産している個体で、わりかし認知度の高いモデルの一つ。
V12エンジンを搭載するモデルでありながら、4人乗りで(ランボルギーニとして)オートマチックトランスミッションを初めて搭載したモデルでもあります。
パワートレインは、デュアルオーバーヘッドカムシャフトと6ツインバレルWeberキャブレターを備えた排気量4.0L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、(シリーズによって異なるも)最高出力325ps~350psを発揮します。
ちなみに、「エスパーダ」はスペイン語で「剣」を意味しており、ランボルギーニの中でも珍しい闘牛の名前が採用されなかった一台でもあります。
なお、これらの個体は9月にイタリアにて開催されるツアーに登場予定で、トスカーナやサンタガータ・ボローニャ等650km以上に渡る距離を走行する予定となっています。
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Reference:CARSCOOPS