MSOより、”トラック”と”太平洋”をテーマにした2種類の特別なマクラーレン「720S」が登場

2020-05-26

MSOより特別な「720S」が2種類登場

マクラーレンのMSO(マクラーレン・スペシャル・オペレーションズ)部門より、レーシングトラックとパシフィック(太平洋)をテーマにした特別な「720S」が登場。今月末より開催するモントレー・カー・ウィーク2018にも出展される貴重な2台となります。

今回出展される「720S」は、MSOエグゼクティブのAnsar Ali氏によれば「あらゆる点で例外的な車ではありますが、MSOが導入している個別の創造的なインプットにより、更に特別なものになる可能性があります。」と述べており、過去に発表した「720Sヴェロシティ」をベースに、より顧客の意見を取り入れたクレイジーなモデルを創造する可能性を示した一台になるといわれています。


まずは”トラック”モデルを見ていこう

一つ目の”トラック”をテーマにした「720S」は、マンチェスターによって委託されたモデルで、1980年代のマクラーレン・フォーミュラ・ワン車に触発されたMSO特注の外装ペイント「アニバーサリー・ホワイト」にて仕上げられています。

外観には、フロントボンネットやドア、リヤクォーターパネル、カーボンブラックエアブレークのハンドペイントディテール、2017年マクラーレンF1カラーとなるTarroco Orangeを使ったディテールアクセントがボディやホイールに加えられ、特にホイールにはグロスブラック仕上げとなる軽量アルミホイールを装着。

インテリアには、何ともシンプルなオールブラックのアルカンターラシートとカーボンファイバトリムを採用し、フラットボトムのステアリングの12時の部分にオレンジのストライプと、カラードステッチとしてマクラーレンオレンジが採用されているぐらい。

シートバックにはさりげなくロールケージ的なものが装備されていますね。

続いては”太平洋”モデルを見ていこう

このモデルは、世界最大で最も深い海である「マリアナ海溝」からインスピレーションを得ており、Cerulean Blueと呼ばれる美しいブルーカラーを採用。このカラーは、過去には3座シート「F1」にも採用された特別なカラーで、更にドアインテークにはよりダークなブルーのEstoril Blueを採用。

他には、ルーフやフロントスプリッター、エアインテーク、ミラーケーシング、リヤディフューザー、リヤデッキ、リヤバンパー、エンジンカバーにはコバルトブルーティンテッドカーボンと呼ばれる色素が含まれた特別なカーボンファイバパーツが採用されています。

インテリアもシンプルながら爽やかなブルーのインサートとコントラストステッチが付属のアルカンターラスポーツシートを採用。
やはりこちらのフラットボトムのステアリングホイールにも、ブルーのストライプが加わったオシャレなアクセントとなっています。

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Reference:CARSCOOPS