MSOカスタムのマクラーレン「600LT」がペブルビーチに登場。その姿はまさにステルス仕様

2020-05-26

MSOが早くも「600LT」を過激カスタム

マクラーレンのスポーツシリーズ最強のハードコアモデル「600LT」。
この個体が世界初公開されて早くも2か月が経過しようとしていますが、早くもマクラーレン・スペシャル・オペレーションズ(MSO)部門によってカスタムされた特別モデルが、8月26日より開催のペブルビーチ・コンクール・デレガンスのコンセプト・ローンにて世界初公開されます。


まさにステルス戦闘機を意識した究極モデル

今回MSOがカスタムした「600LT」は、特別カラーのステルスグレーにて塗装され、MSOでしか設定できないアップグレードとパッケージングがセットされます。

MSOの幹部であるAnsar Ali氏によれば「MSO Bespokeは顧客が夢を実現するのを助けるために設立されたもので、想像力だけでは終わらせない無制限のカスタマイズを可能とします。MSO Definedを使用することで、標準的なディーラオプション以外にもさまざまなパーソナライゼーションを提供できます。そして今回の600LTは、最新のロングテールバリアントの明快さとトラックに焦点を当てたパフォーマンスを更に向上させるために作り上げた」とコメントしています。

早速エクステリアを見ていこう

エクステリアについては、マットブラックやマクラーレンオレンジエクステリアパックに加え、ビジュアルカーボンファイバルーフスクープ、600LT用トリプル・カーボンファイバアップグレードパッケージが全て含まれたステルスグレーペイント仕上げが含まれています。

こういったパッケージングには、ドアミラーやエクステリアドアインサート、フロントスプリッター、リヤバンパー、リヤディフューザー、リヤデッキ、サービスカバーといった細かな仕上げが施されています。

更なる過激さを加えるために、MSO特別のカーボンファイバルーフやCantrails&フェンダールーヴル、そしてグロスブラック仕上げの超軽量10スポーク合金ホイールも装着。

インテリアも見ていこう

インテリアについては、トラックモデルをベースにしているため、「マクラーレン・セナ」にも採用のスーパーライトウェイトカーボンファイバレーシングシートとカーボンファイバインテリアアップグレードパック(中央トンネルとドアインサートパネル)、そしてMSOクラブスポーツ・プロパックのハーネスバーと6点ハーネスが含まれています。

またその他には、シームレスに統合されたカーボンファイバルーフスクープカバーとスクープ用ツインビジュアルカーボンファイバ・ダクトホースも装備することで、ありとあらゆるところをカーボン化し、車体重量の増加を最小限に抑えています。
なお、ラグジュアリーさも向上させるために、アップグレードされた12スピーカBowers&Wilkinsオーディオシステム、”600LT”と刺繍されたヘッドレスト、エッチング処理されたスロットペダル等、細かなところまでも全てカスタムされています。

エンジンについては特に変更はなく、排気量3.8L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力600psを発揮します。
パフォーマンスとして、0-100km/hの加速時間は2.8秒、最高時速は328km/hにまで到達する最も強力なロード・レギュレーション・スポーツシリーズとなります。

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Reference:CARSCOOPS