DPモータースポーツが、世界で150勝以上の勝利を収めたポルシェ「935」をモデファイした「935DPⅢ」が登場

2020-05-26

これまでにない「935」が登場

ポルシェが1976年に発表した国際自動車連盟のグループ5(シルエットフォーミュラ)規定に合わせたポルシェ「911ターボ」ベースのレーシングモデル「935」。

1984年にレーシングイベントに登場してから世界中で150勝以上の勝利を収め、さらには20クラスの勝利もしてきた伝説的な一台ですが、この個体を更にモデファイ&過激カスタムした「935 DPⅢ」が公開されています。


見た目は今まで以上にハード

今回、カスタムを施したのはDPモータースポーツで、同チューナの創設者であるエスハード氏の息子パトリック・ジマーマン氏によれば、今回のモデルをドリームカーにすることは非常に光栄なことであり、最高の一台に仕上げました、とコメントしています。

外観としては、シルバーとグレーの中間色のようなデザインにてまとめられ、様々なカーボンファイバ強化材を使用した高級グラスファイバー製ボディキットを装着しています。

リヤには、新しく製造されたステンレススチール製のセンターデュアルタイプのエキゾーストシステムをインストールしています。

エンジンは「911(965)ターボ」がベース

ポルシェ「935 DPⅢ」に搭載されるエンジンは、上記の通り1992年式の「911(965)ターボ」がベースとなる排気量3.3L 水平対向6気筒ツインターボエンジンをダイヤルアップし、最高出力450hpを発揮します。
また、ユニバーサルストラットベアリングと調整可能なストラットブレースにてH&Rによる調節可能なスポーツサスペンションも装備されています。

これにより足元ホイールはフロント9j×18インチ(タイヤ:245/40)、リヤ12.5j×18インチ(タイヤ:335/30)のダイナミックなアルミホイールを装着します。

なお、インテリアは非常に上質なブラックとグレーのレザーを採用。
ステアリングホイールはスポーツタイプで、クラブスポーツロールオーバーバー、ロリポップタイプのスポーツシートにもブラックとグレーのデザインが施されています。

☆★☆カスタム・ポルシェ関連記事5選はコチラ!☆★☆

テックアートがポルシェ「911カレラT」をカスタム。+60馬力向上&コルベット風の4本出しマフラに(2018/8/3投稿)
このゴリゴリ感が堪らない!マンソリーカスタムのポルシェ「パナメーラC-One」が公開(2018/5/16投稿)
ランボルギーニ「アヴェンタドールSV」並の750馬力を発揮。トップカーがポルシェ「911ターボS」を過激カスタム(2018/4/15投稿)
カーボン&純金仕様。トップカーが特別なカスタムを施したポルシェ「911」を公開(2018/3/15投稿)
テックアートがポルシェ「パナメーラ・スポーツ・ツーリスモ」をカスタム。ジュネーブMSでも公開へ(2018/2/27投稿)

Reference:motor1.com