2度目の登場。世界限定20台のみとなるマイアミブルーのランボルギーニ「チェンテナリオ」が約2.3億円にて販売中

2020-05-27

希少な「チェンテナリオ」が登場

ランボルギーニ「ヴェネーノ」に次ぐ希少なスペシャル限定モデルで、フラッグシップモデル「アヴェンタドール」をベースとした「チェンテナリオ」が中古市場にて販売中。
ランボルギーニ「チェンテナリオ」は、世界限定40台(クーペ20台、ロードスター20台)のみ販売され、日本向けのオーナーにはクーペ1台、ロードスター2台のみ納車されています。

▽▼▽関連記事▽▼▽


実質二度目の中古車として登場

今回中古車市場にて販売されている個体は、2016年にアメリカの顧客に納車された”ブルー・ケフィウス”と呼ばれる特別カラーに身を纏った一台。
しかもこの個体、ちょうど先月の10月にも一度中古車市場に登場した個体でもあるため、今回の販売で実質二度目の中古車市場への登場となりますね(ワンオーナーではなくなっているのでプレミア価値は少し低くなっている)。

ボディカラーの由来は一体何?

ランボルギーニのボディカラーといえば、ギリシャ神話や星座、最近では世界のサーキットの名が入ったボディカラーの名称が付けられることでも有名ですが、今回の「ブルー・ケフィウス」は、エチオピアの王様を指していて、その后がカシオペア、娘がアンドロメダと名付けられています。

ちなみに、よく”ビアンコ・フジ(ホワイト系)”や”ブルー・ルマン(ブルー系)”といったカラー名を聞くことがあるかと思いますが、実はこれらもちゃんとした意味があって、”ビアンコ・フジ”は”ビアンコ”がイタリア語で”ホワイト”、”フジ”が日本の富士スピードウェイが由来。
そしてもう一つの”ブルー”はイタリア語でそのままブルーで、”ルマン”はル・マン24時間サーキットが由来となっています。

更には、”ブロンゾ・マサル(ゴールド系)”や(これはフェラーリだけど)”ビアンコ・サナエ(ホワイト系)”といった日本人の名前や苗字を使った特別なボディカラー(塗料の配合等もオーナーが特注)も存在するため、一概にレッドやホワイトといっても更に細分化するととんでもない数のカラーが存在するんですよね。

▽▼▽関連記事▽▼▽

話は中古車市場の「チェンテナリオ」に戻りますが、今回の個体はボディカラーがブルー系でありながらも、フロントスプリッターやサイドスカート、リヤディフューザー、ルーフ、ホイールにはグロスカーボンファイバを採用し、ディテールアクセントとしてブルーを塗装しています。

インテリアにおいても、ブラックを基調としたアルカンターラスポーツシートに、ブルーのアクセントカラーを追加。
まるでステルス戦闘機のようなインテリアですが、これも基本的には「アヴェンタドール」をベースにしたものとなります。

「チェンテナリオ」のパワートレインは排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力770ps/最大トルク690Nmを発揮します。
パフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が2.8秒、最高時速は350km/h以上となっています。
今回登場した個体は、中古車価格にして約2.3億円にて販売されていますが、新車販売価格は約2億円+オプション+諸費用を加味すると約2.2億円以上になると考えられるため、恐らくプレミア価値はほとんど付いていないのではないか?と思えるほど。

☆★☆「チェンテナリオ」関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:CARSCOOPS