自動車メーカ200社以上が中国政府に車両のリアルタイム情報を提供→一体なぜ?

2020-05-27

中国政府は電気自動車ユーザーの情報を全て把握している?!

AP通信の報道より、中国にて販売された数百種の異なる車両達が、とりわけ位置情報を中国政府に情報提供していることが明らかになりました。
対象となっているメーカは、テスラやフォルクスワーゲン、BMW、フォード、ダイムラー、日産、三菱といった200社以上の自動車メーカの電気自動車で、上海電気自動車の公共データ収集や監視等、政府所有の監視センターに数十のデータポイントを送信することになっているのだとか。


不正を一切行わない安全な社会を作ることが目的よ!

このデータ収集システムは、既に2017年初めごろから始まっているとのことで、中国政府関係者によれば、公的安全を向上させて産業開発とインフラ計画を促進し、補助金プログラムの不正を防止するために、自動車メーカがデータを提供するだけで地元の法律を遵守していることを主張できる方法になっているとのこと。

中国政府が収集しているデータ情報の詳細としては、メーカやモデル、走行距離、そして車両のバッテリー等のリアルタイム情報を全て取得することができ、簡単に言えばその車両が毎日どれだけ走っているのか、どういった運転をしていたのかも把握されてしまうので、そういった意味では自身の情報を漏えいさせているような感じになり、批判も高まっている模様。
なお、上で取得された情報は、製造元へとデータ返送され、その後中国各地の監視施設に少なくとも61のデータポイントが提供されることになります。

時にはこうした情報提供が便利な場合も

ただし、これらの得られたデータ情報は、警察や検察、裁判所とは共有されておらず、しかし正式な要請があれば政府のセキュリティ機関と情報を共有することができるとのこと。
こうした共有可能の範囲には、盗難被害に遭った場合、リアルタイムにてその車両の現在地点を取得することができるので追跡することも可能になることから、早期発見にも役立つので非常に便利。
中国政府としても、相次ぐ盗難や交通事故を未然に防ぐためにも、”問題を起こしてからは決して逃げることはできない”という注意喚起を促すための対策の一つだと考えていると思います。

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Reference:CARSCOOPS