オーナー変わった?モナコにあったはずのブルーのケーニグセグ「One:1」がロンドンにて目撃に
超希少モデルの「One:1」が登場
イギリス・ロンドンにて、ケーニグセグが生み出した最強のハイパーカー「One:1」が登場。
コチラの個体、かなり珍しいブルーのボディカラーを持ちますが、元々モナコにて幾度か目撃されていた個体であるも、ここ最近になってロンドンの富豪が購入したとのこと。
コンディション抜群でキズ一つ無い極上品
ボディのコンディションも非常に申し分なく、傷一つ無い素晴らしい状態ですが、基本的にはフルプロテクションラッピングを施しているとのことで、異常な速度にて飛ばさない限りは特に目立つキズは付かないとのこと。
インテリアはほぼカーボン仕上げとなっていますね。ここまでカーボンをふんだんに使用しているのはアポロ「IE」やパガーニ「ウアイラ/ウアイラBC」、フェラーリ「ラ・フェラーリ(アペルタ)」等のハイパーカークラスだけだと思いますね。
ところで何で「One:1」っていうの?
ケーニグセグ「One:1」は、同社創業20周年を記念して製造された「アゲーラ」のアルティメットモデルで、生産台数は僅か6台(プロトタイプモデルを含めると7台)、車体重量が1,360kg(厳密には1,361kg)であるのに対して最高出力も1,360psであることから、パワーウェイトレシオ比が1:1であるため、それに合わせて「One:1」という名称がつけられたメガ・カー(メガ・カーは、最高出力1,360psが1メガワットに相当することから名づけれた)となります。
走行性能においても、理論上ではありますが最高時速440km/hにまで到達するといわれており、空力特性の面でも2本のシャークフィンとアクティブエロシステムを装備することで「アゲーラR/アゲーラRS」といったハイパフォーマンスモデルよりも大幅な改良が施されています。
そんなケーニグセグが誇る「One:1」は、今後0-400-0km/hの世界加減速記録に挑む可能性を秘めているとのことで、同車は0-400km/hの加速時間が僅か20秒であるとして、これは同社PHVモデル「レゲーラ」と全く同じ加速性能を持つと言われています(「アゲーラRS」は26.88秒、ブガッティ「シロン」は32.6秒)。
400km/hからの減速性能においては「One:1/レゲーラ」共に不明ではありますが、いずれも最強クラスのカーボンブレーキを保持するため、「アゲーラRS」の記録を大幅に塗り替える可能性は十分にあり、更には競合モデルと言われるヘネシー「ヴェノムF5」やシェルビー・スーパーカーズ「トゥアタラ」に対抗できるだけのスペックを持つこととなります。