V8エンジンをブチ込んだトヨタ「スープラ」のドリフトカーが登場。何とフォーミュラ・ドリフトシリーズにも参戦した有名車両だった!【動画有】

2020-05-27

何とも変態的な「80スープラ」が登場

先日、トヨタ・新型「スープラ(A90)」が世界初公開され、欧州市場限定モデルやアメリカ市場限定モデル、そしてワンオフモデルがバレット・ジャクソンオークションにて約2.4億円にて落札される等、世間はとにかく「スープラ」の話でもちきりになっていますが、そんな中で突如として登場してきたのがドリフト仕様のトヨタ「80スープラ」となります。


直6でも過激なのに、「ソアラ」のV8エンジン搭載で更にパワーアップ

こちらの個体、排気量3.0L 2JZ型の直列6気筒エンジンを搭載していたドリフト仕様の一台でしたが、何とこのモデルはその直6エンジンから3代目の「ソアラ」に搭載されていた排気量4.0L 1UZ型V型8気筒エンジンをブチ込んだクレイジーモデルとなります。

しかもこの「スープラ」、2010年のフォーミュラ・ドリフト(Fomula Drift)シリーズにも参戦したことのある有名車両で、足回りやタイヤなども全てドリフトカー仕様にカスタムされています。

ただ、現在はKazuto Soon氏と呼ばれるオーナーが所有しているため、フォーミュラ・ドリフト専用の足回りではないものの、従来モデルとは明らかに異なるハードな仕上がりになっているとのこと。

Kazuto Soon氏によれば、V8エンジン搭載の「スープラ」は最大で2,000rpm~6,000rpmまでの回転数を持ち、最大ねじれやトルク曲線を向上させ、こうした性能を長期的に維持させるためには、車体剛性を大幅に向上させる必要があるとして、プラットフォームの改良や車体フレーム、ロールバーの追加等、あらゆるポイントにて改良を施しています。

具体的なスペックについては明らかにしていませんが、最大出力400hpは超えているとして、ドラッグレース等の直線性に向いているというよりも、コーナリングに特化した一台にて仕上げられています。

【This is My Supra V8 Engine – Kazuto Garage】

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