【インテリア編】三菱・新型「eKクロス(eK X)」見てきた。室内は想像以上の広さ、ミドルサイズSUV以上の後席の広さで長距離移動も快適?【動画有】

2022-06-29

新型「eKクロス」のインテリアを見てきた!

さて、3月28日より発表・発売スタートしたばかりの三菱・新型「eKクロス(eK X)」を早速見てきました。
元々三菱が販売していた「eKカスタム」からの置き換えとして登場した軽ハイトワゴンモデルとなる新型「eKクロス」ですが、競合モデルとしてはスズキ「ハスラー」やダイハツ「ウェイク(WAKE)」が対象となっていて、これらのモデルには無い先進的な装備に加え、更には”軽初”となる豪華な安全装備等も採用された一台となります。

もちろん、その分価格帯もコンパクト乗用車並みのところまで跳ね上がるケースもありますが、それだけ三菱が競争激化する軽クロスオーバー&軽ハイトワゴン市場に殴り込みできるだけの技術を集約させた自信の一台なのだと思います。
既に試乗も体感させていただきましたが、今回はまず【インテリア】のインプレッションをしていきたいと思います。
そのインパクトある外観を早速チェックしていきましょう。

ちなみに、インプレしたモデルのグレードや価格帯、装備内容等は以下の【エクステリア】、試乗記事は関連記事にて確認できますので、要チェック!

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早速インテリアのインプレッションへ!

早速ドアを開けていきましょう。
フロント・リヤ共にほぼ同じサイズ感となるドアパネルですが、いざ開けてみると結構軽いこと。
しかし、スカスカの軽い感じではなく、軽ハイトワゴンならではの適度な重厚感があり、スズキ「ハスラー/スペーシア・ギア」やダイハツ「ウェイク(WAKE)」よりも頑丈さがあるように感じます。
それだけ軽自動車というカテゴリから少し離れた、乗用車に近い品質まで高めてきた一台なのかもしれません。この時点で既に感動している自分がいます。

車内の質感も中々に高いぞ!

内ドアはこんな感じ。
コバルトブルー系を基調とするファブリックをアクセントとし、サイドウィンドウのオープン/クローズスイッチやサイドミラー調整用のスイッチが配列されたところのオーナメントパネルにはピアノブラックを採用していますね。

「eKクロス」の座り心地はどうだ?

早速フロントシートに乗り込んでいきましょう。
シートはビニールが被さっていますが、標準はファブリック製のブラックとコバルトブルーのツートン仕様となります。
シートに乗り込んだ際、サイドシルの位置が予想以上に低くてそこまで足を上げずに乗れるのが非常に評価が高いポイントだと思います。
全高も高い分、ドアの開口部も非常に広く設けられているので、極端に姿勢を崩して乗降りする必要もないのでとても楽です。

ちなみに、上位グレード”G”と”ターボT”にてメーカオプションとしてプレミアムインテリアパッケージ(+54,000円)の設定が可能。
こちらは、タンカラ―とブラックにて仕上げられ、合成皮革とファブリックのバイマテリアルシートを採用しているとのことなので、もしかしたらシートは少しカタメなのかもしれません。

シート調整は手動式のレバーとなり、リクライニングや高さ調整なども可能となっています。
ちなみに、シートに乗り込んだときの印象としては、ファブリックが非常に柔らかい印象でした。
トヨタやマツダのような少しカタメでホールド性の高いシートではなく、どちらかというソフトで優しく包み込んでくれるような柔らかさですね。
この柔らかさがオフロード走行等をする際にどういった効果を発揮するのか非常に気になるところです。

ステアリング周りも見ていこう

ステアリング周りはこんな感じ。
上質な本革巻きのステアリングホイールとなりますが、結構細めの大口径タイプとなっています。
男性だけでなく、女性も握りやすい太さですし操作性は結構高そうな気がします。
ステアリング上には、様々な物理スイッチがありますが、一番右側の水色のスイッチがメーカオプション扱いとなるMI-PILOTスイッチとなりますね。

ちなみにメータ類はアナログで、左側が加速度メータ、右側が速度メータ、そしてセンターがカラーのインフォテイメントディスプレイとなります。

ステアリングの右後ろ側にはエアコンの吹き出し口とドリンクホルダーを装備。
丸型ではなく四角っぽいタイプにすることで、ちょっとアウトドアちっくに見えるのポイント。
ちなみに、ダッシュボード周りには本革調のコバルトブルーを採用しており、クールで落ち着いた印象を与えていますね。

ナビゲーションディスプレイやタッチパネル類も見ていこう

こちらはセンターナビゲーション。今回はまだナビゲーション画面が取り付けられていませんが、近日中に9インチの大型ディスプレイが搭載される予定になっています。

その下にはエアコンの吹き出し口やエアコンのタッチパネル、シートヒータ、シフトノブ等が設けられています。

エアコンのタッチパネルはこんな感じ。
「eKクロス」のエントリーグレードは、マニュアルのダイヤル式となりますが、中間・上位グレードでは上の様にタッチパネルになっています。
しかも、エアコンの風量は”+”と”-”ではなく、C形状のパネルの中で好きな風量を一発設定できるという優れもの。操作性と利便性を考慮したデザインだと思います。

こちらはパーキングスイッチとオートホールドスイッチ。
「eKクロス」では、電動パーキングブレーキがメーカオプションにて設定されているため、フット式のようなサイドブレーキが無く非常に先進的。これは是非とも設定したいオプションだと思います。

後席は快適で軽ハイトワゴンとは思えない広さ

続いては後席を見ていきましょう。
実際に座ってみましたが、これにはかなり驚かされました。
っというのも、「eKクロス」はリヤシートをリクライニングさせるだけでなく、前後にスライドもできるので、後席のスペースを自在に調整することができます。
リヤシートのスライド調整は、一番下の動画にて確認できるので是非ともチェックしてみてください。

リヤシートを最大限まで後ろ(トランク)側にスライドした状態で最大限リクライニングし、更に運転席を自身の最適なポジションに設定した状態で座ってみました。
膝先からフロントのシートバックまでの距離は、何とコブシ2個分。
BMWの新型「X5」でもコブシ1.5個分で相当広かったのに、「eKクロス」の後席のスペースはとんでもなく広いです。
おまけに天井はリヤハッチにかけてフラットなので低さを感じさせません。身長182センチの私でも頭が天井に当たらなかったので、かなり快適でした。

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あとはこの状態で、実際に公道にて走行した際にどれだけ快適性があるのかを確認してみたいところです。

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