世界に僅か6台しか存在しないカラーを持つランボルギーニ「ミウラ P440 S」がレストアで復活!オーナーはアノ有名アーティスト、早速その美しい姿を見てみよう

2020-05-27

~超希少な「ミウラ」がランボルギーニのポロ・ストリコ部門によって見事復活!~

1970年代のスーパーカーブームの火付け役となったランボルギーニ「ミウラ(Miura)」。
前後のカウルを開いた姿は、世界で最も美しいスーパーカーとも言われ、その名は瞬く間に全世界へと広められました。
時価にして数億円の価値を持つ「ミウラ」ですが、今回ランボルギーニのポロ・ストリコ部門より、経年劣化の酷かった一台の「ミウラ P400S」がレストアによって見事復活し、昨日5月24日~5月26日まで開催中のコンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステにて特別展示されています。


~オーナーはアノ有名ミュージシャンであるリトル・トニー氏~

このモデルは、世界でも僅か6台しか存在しないアズーロ・メキシコ(Azzurro Mexico)と呼ばれるライトブルーのボディカラーにて塗装された一台で、オーナーは1960年代に活躍したイタリアの有名ミュージシャンであるリトル・トニー(Little Tony)氏となります。

リトル・トニー(本名:Antonio Ciacci)氏がこのモデルと出会ったのは、1971年3月2日にサンマリノにて「ミウラ P400S」が納車されたときで、しばらくはガレージ保管されていたものの、納車2年後にイタリア・ローマにてナンバープレートを取得。
今日に至る約48年間、一切手放すことなくずっと共にしてきたと言います。

ほぼ毎日とまではいきませんが、晴れた日は必ず乗っていたとのことで、エンジンも常に良好で故障もほとんど無かったとのこと。

ただ、使用すれば使用するほどに劣化も目立ってきたため、ランボルギーニの特別部門であるポロ・ストリコにてレストアを依頼。
スペアパーツはもちろんですが、交換するポイントが非常に多く、レストアが完了するまでに数年もかかったと言われています。

レストア完了後は、ほぼ新車に近い状態にて復活し、外観はもちろんのこと、インテリアの質感も当時のままを忠実に再現しています。
エンジンもオイル関係やゴム関係も全て交換され、サーキット走行も可能に。

これまでに無く美しくも凶暴な「ミウラ P400S」ですが、オーナーによれば「私が生きるギリギリまで乗り続ける」と語っているそうです。

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Reference:CARSCOOPS