フェラーリ初のワンオフレーシングモデル「P80/C」がモンツァサーキットにて登場!プロモーション撮影並びにラップタイム計測か?撮影隊はまさかのポルシェ【動画有】

2020-05-27

~フェラーリ初となる究極のワンオフレーシングモデルがモンツァを駆る~

2019年3月に世界初公開された、フェラーリ初となるワンオフレーシングモデル「P80/C」が、イタリアのモンツァサーキットにて目撃されています。
おそらく何かしらのプロモーション撮影だとは思うのですが、撮影隊にはオールブラックのカラーに包まれたポルシェ「カイエン」が並走するという異様な光景となっています。

このモデルは、同社「488GT3」をベースに、1960年代にフェラーリが製造した伝統的なモデル「330 P3/P4」や「ディーノ206S」に敬意を表した一台で、香港のオーナーの依頼によってフェラーリエンジニアリングチームが2015年より開発し続けてきたものであり、フェラーリのワンオフプロジェクト「SPシリーズ」としては初のレーシングモデル。
そして、フェラーリとしてはとにかく時間をかけにかけまくった究極の一台となっています。


~ソロラップタイムも計測で、「P80/C」のマジ走行も~

本来レーシングモデルというのは、ある一定の規定を満たさない限り公道を走行することは不可能ですが、今回のモデルは公道走行不可能のため限りなく自由な設計が施されているようです。

デザイン的には、非常に低いくさび形のフロントエンドとスリムなパイロットランプ付となるローフロントスプリッター、そしてラップアラウンドフロントガラスを装備。

リヤも中々に過激で、カタマラン・スタイルを採用。
大型スポイラーと同じリヤディフューザーが設けられ、ブラックの割合が相当に大きく見えるように思います。
ちなみにサイドドアの後ろには、大きなダクトが設けられていて、この辺りにはカーボンファイバパーツが使用されているようです。

加えてエンジンカバーには、レッド系のRosso Veroと呼ばれる新色のボディカラーとは異なり、アルミニウムのルーバーを採用しています。

ホイールベースについては、公道モデルの「488GTB」よりも50mm長く設計されているとのことで、直線での加速に加えてコーナリング性能は比較的に向上しているとか。

なお、このモデルの価格帯については公表されていませんが、フェラーリのワンオフモデルは最低でも2億円に到達するとのことですし、レーシングモデルともなれば3~4億円に到達してもおかしくないレベルだと思います。

【Ferrari P80/C Filming Day at Monza Circuit + Solo Laps】

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