完全ハンドメイドのオープンスポーツ。ほとんど市場には登場していない希少なハモンド「ロードスター(Hammond Roadster)」がオークションにて登場【動画有】

2020-05-27

~ほとんど知られていない謎の「ロードスター」がオークションに登場~

海外自動車販売サイトBring A Trailerにて、何とも珍しい2006年式のハモンド「ロードスター(Hammond Roadster)」がオークション出品されていることがわかりました。
今回出品された個体は、何ともコンパクトなボディスタイルに、ブラックのソフトトップとガラスファイバーにて成形された非常にシンプルなボディ構成となっています。


~ある意味走ることと見た目だけを考えたスポーツモデル~

「ロードスター」は、約2年間に渡って製造された幻のハンドメイドモデルとなりますが、フロントとリヤのクラムシェルにて塗装されたパイプスペースフレームの完成度は非常に高く、更にはコイルオーバーサスペンションや17インチアルミホイールといったところにも強いこだわりを持ったスポーティなモデルとなります。

注目すべきところは、ランボルギーニ「ミウラ」やフェラーリ「F40」のように前後のカウルがオープンしたダイナミックな姿で、意図的にこうしたオープン構造にすることでより注目度を高めるように仕上げられたそうです。

気になるパワートレインについてですが、クライスラー「300M」に搭載される排気量3.5L V型6気筒EGGエンジンを搭載し、最高出力255hp/最大トルク350Nmを発揮します。
トランスミッションは4速ATを搭載し、駆動方式は後輪駆動となっています。

インテリアは非常にシンプルで、ブラックを基調としたフルレザーシートに、レッドのアクセントが追加スポーツ仕様となっています。

ちなみにシートはペラッペラの薄い生地で、シート調整は不可能。
この辺りはアルファロメオ「4C」に近いものがありますね。

今回出品された個体の予想落札価格については明らかにされていませんが、恐らく600万円前後になるのではないかと推測されています。

【HAMMOND Roadster startup】

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Reference:motor1.com