ホンダ最速の芝刈り機が何とギネス記録更新!その加速は0-161km/hが6.285秒、最高時速は242.99km/hにまで到達【動画有】

2020-05-27

~ホンダ最速の芝刈り機がギネス記録を更新!もはや芝刈り機ではない件~

ドイツ・ドレスデン近くにあるDekra Lausitzringにて、ホンダ史上最強と言われた芝刈り機「Mean Mower V2」がギネス記録を打ち立てたことがわかりました。
その記録が0-100マイル(0-161km/h)の加速時間で、その時間にしてわずか6.285秒というもの。更に併せて最高時速は242.99km/hにまで到達することがわかり、芝刈り機というよりも、ほぼほぼモーターサイクルやスーパースポーツに近い加速力を持つことが判明しています。


~改めて芝刈り機「Mean Mower V2」のスペックを見てみよう~

今回ギネス記録を更新した「Mean Mower V2」は、ホンダの「CBR1000RR Fireblade SPスポーツバイク」と全く同じ排気量999ccの4気筒エンジンを搭載していて、更にここにカーボンファイバブレードを回転させる電気モータに電力を供給する2基のバッテリも組合わせているため、最高出力200hp/13,000rpmというとんでもないパワーを発揮します。

車体重量は僅か69.1kgと非常に軽量なため、ここに200hpのパワーが発揮されるとパワーウェイトレシオはブガッティ「シロン」やケーニグセグ「One:1/ジェスコ」よりも優れたスペックを持つ一台となっています。

なお、直線性のパフォーマンスにおいては、0-100km/hの加速時間が3秒未満ということで、ランボルギーニ「ウラカン」やフェラーリ「488スパイダー」よりも速い加速性能を持つため、これは芝刈り機というよりも一種のスーパースポーツと判断してもおかしくないレベルだと思います。

その他装着されるパーツとしては、カーボンパドルやSparcoステアリングホイール、3Dプリントエアボックス、Goldspeed ATVの10インチアルミホイール、Floscoのフレーズシフトシステムと芝刈り機には不必要といえるものばかり。
トランスミッションは6速デュアルクラッチトランスミッションを搭載し、エンジン出力をセットアップするECUマップ、足周りにはフロント4ポット・リヤ6ポットキャリパ、T45スチールシャシー等、とにかくヤバ過ぎる装備内容となっています。

なお、今回この記録に挑戦したのは、カートやカーレーサーとしての経験を豊富に持つ美人プロスタントドライバであるJess Hawkinsさんで、「まさかホンダの芝刈り機でギネス記録を更新するとは思わなかった。嬉しいというよりも、驚きの方が大きい」とコメントしています。

【astest Lawnmower with Guinness World Records™! Honda Mean Mower reaches 100mph in 6.285 Seconds】

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Reference:CARSCOOPS