レクサス「RC200t F SPORT」に代車として乗って感じたこと

2021-01-04

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現在所有しているレクサス「CT200h F SPORT」が法定12か月点検+エンジンオイル交換並びにレクサス純正TRDスポーツサスペンション取付により、丸一日ディーラに預けることになったため、その期間中、ディーラ試乗車である「RC200t F SPORT」ヒートブルーコントラストレイヤリングを代車として提供頂きました。

2日間という短い期間ではありましたが、500km以上走行しましたので「RC200t F SPORT」の簡単なインプレッションを記載していきたいと思います。


「RC200t」は排気量が直列4気筒DOHC 2,000ccターボのスポーツクーペとなります。

「RC」は「Radical Coupe」の略称で、「200t」は「2,000cc Turbo」を意味します。

今回代車として提供頂いたのは、「F SPORT」というグレード。

特徴としてはスピンドルグリルが”メッシュ(網模様)”になっているということですね。

このヴィジュアルは、私の中で非常にインパクトが有り、レクサス車種のグレードの中で一番好きなものです。

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ボディー色は「ヒートブルーコントラストレイヤリング」で、この色ともう一つの「ラディアンレッドコントラストレイヤリング」はオプション費用が発生します(162,000円)。

まず、この車に乗り込んだときの印象としては、やはりシート位置が「CT200h」と比べて低いということ。

「CT200h」の全高1,460mmに対し、「RC」は1,395mmと約70mm低い設計となっています。
また、ドア位置からシートに座り込むまでの間隔が広いせいか、大分姿勢を低くして乗り込まないといけないというところがあり、乗降の際にちょっと苦労するかもしれません。

内装は非常にシンプルな構成ではありますが、人間工学に基づいてなのか定かではありませんが、ボタンの位置等は運転しながらでも操作し易いようにしっかり考えられているように感じました。

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ナビゲーションを操作するリモートタッチについてですが、これは正直に言いますと非常に使いづらかったです。

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現在のレクサスのナビゲーション操作方法は「マウスタイプ」かスマートフォンのような「なぞるタイプ」に分かれますが、このなぞるタイプは運転・停車中に拘わらず、慣れるには相当苦労するのではないかと考えます。

特に”かな”選択する際、行き先のタイトルが長い場合は非常にイライラ度が増すかもしれません。
ご参考までに、リモートタッチの「マウスタイプ」と「なぞるタイプ」は以下の車種に割り当てられています。

マウスタイプ…LS、LX、GSF、GS、IS、HS、RX、CT
なぞるタイプ…NX、RCF、RC

個人的には、「マウスタイプ」と「なぞるタイプ」を選択式(オプション?)にするか、「マウスタイプ」のみにした方が良い気はしますね。

走りについては、排気量2,000ccターボ・最高出力245PSというだけあって加速はしっかりしており、高速道路やバイパス、一般道での交通の流れの合わせ易さ等は、「CT200h」よりも格段に良いと感じました。

また、「RC」はそのときの状況に合わせた走行モード(ECO、NORMAL、SPORT S、SPORT S+)があります。

【ECOモード】

その名の通り、燃費を優先した走りとなるため、加速はもたつくような印象がありました。

高速道路やバイパス等で、追い越しや前車との距離を保つためにスピードを上げようとすると自身が想定しているアクセルの踏み具合よりも更に踏み込まないと加速がもたつきます。

そのため、自分に合ったペースを作り出すことが中々難しいように感じました。

特にアップダウンのある道で、勾配のキツい上りでECOモードで走ると、思った以上に加速できない印象を持ちました。

渋滞のときや、少々道が混んでいるときにECOモードを多用すると燃費を極力抑えられるのではないかとは思います。

【NORMAL】

実は今回の走行で、9割方使用していた走行モードであります。(SPORT SやS+はほとんど使用できませんでした)

NORMALだけあって、トータル的に一番安定した走行モードであると考えます。

「加速する、曲がる、止まる」といった基本的なベースがしっかりと出来上がっているため、「NORMAL」モードだけで一般道路から高速道路まで十分すぎるぐらいに活用できます。

もちろん、追い越し車線や前車のスピードに合わせたいときに、アクセルを踏み込むと60km/h⇒70km/hの加速が非常に早く自分にあったペースを作り出してくれます。

変な表現かもしれないですが、スポーティな走りをしなくてもスポーティな走りができてしまう走行モードだと感じました。

【SPORT S,S+】

この走行モードは、高速道路でのみ体験させていただきましたが、SPORT S, S+どちらもアクセルを踏み込んだときに自分自身にかかるGがはっきりと伝わってきます。

また、70km/h⇒100km/hまでのスピードがとんでもなく速く、すぐにアクセルを離さないとあっという間に130km/h~は出てしまいます。チキンな私にとっては非常に怖い走行モードでした。

これはパワーが必要な人や、スピードを求める人のためのモードだと感じました。

ちなみに、「SPORT S,S+」でのワインディングロード走行ができなかったため、足回りがどのように変わるのかといったところは確認できませんでした。

乗り心地については、本革シートが若干固めでありながらも、自分自身の体にしっかりとフィットしてくれるため非常に安定した姿勢を保つことができます。

ホイールは19インチでありながらも、スピードを上げた時のロードノイズはあまり無いといった感じで、静粛性も抜群ですので、私のように長距離を運転してもあまり疲れないという印象です。

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ちなみに上記は運転席側のインプレなのですが、助手席に座っていた相方のインプレとしましてはワインディングロードのようなコーナーの多いところでは、車が曲がれば自分自身の姿勢もその方向にリニアに揺れるというコメント。

当たり前のようなコメントのように感じ取れるかもしれないですが、このコメントは非常に興味深いものがありました。

もちろん車は違いますし駆動システムも「FR」で運転操作の違いもあるとは思うのですが、「CT200h」の助手席によく座る相方は、「CT200h」は自分自身を包み込んでくれるシートであるため、ワインディングロードでコーナが多少あっても、姿勢の変化はあまり無いとのことでした。

あくまでも私の見解ですが、この姿勢の揺れと変化が長距離移動での体調の変化に影響してくるのではないかと考えております。

上記以外にて、個人的に良い意味で気づいた点として、最小回転半径が「CT200h」と同じ5.2mであるということです。

この点は非常に高評価と言いますか、簡単に言いますと小回りが非常に利くわけですね。

駐車場の狭いコンビニに停める際に、私は基本的にバック駐車をするのですが、これだけ小回りが利きますと駐車も一発で決めることができてしまうわけですね。

(代車としてお借りしてからの初めてのバック駐車場所がコンビニの非常に狭い駐車場でした)

車体はもちろん異なりますが、感覚的にはハッチバックタイプの「CT200h」のような非常にコンパクトな車を運転している感じでした。

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最後に燃費です。

この2日間で512km走行した訳ですが、メータ表示上の給油後平均燃費は「11.5km/L」を記録しておりました(距離についてはディーラーにも事前に説明済み)。

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ディーラ返却前の満タン給油量はちょうど「50L」でしたので、実燃費「10.24km/L」となります。

カタログ燃費は「13.0km/L」であり、燃料タンク「66L」なので、タンク内残量は16Lというわけですから、単純に残り160km走行可能(満タン法で660km走行可)であったというわけですね。

2,000ccターボとしては、そこそこ良い燃費を叩きだしているのではないかと思います。

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蛇足ではありますが、ガソリンは”ハイオク”です。

以上より、簡単に記載すると言っておいて非常に長くなりましたが、総じて「RC200t F SPORT」は”とても楽しい車”でした。

あまりスピードを出さない私にとっては、パワーを持て余す車ではありますが、自分自身の”感情”をリニアに表現してくれる車であると感じました。

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