何コレ凄い!オフロード仕様に改造されたランボルギーニ・ガヤルド(本物)が販売中。現代のウラカン・ステラートに通ずるものがあるな…
ウラカン・ステラートの前世ともいえる魅力的な改造モデルが登場
ランボルギーニの大人気V10モデルで、後の人気モデル・ウラカン(Lamborghini Huracan)へと継承されることになるガヤルド(Gallardo)ですが、何とこのモデルをオフロード仕様にカスタマイズされた個体が販売されています。
このモデルは、オランダのClassic-youngtimersにて販売されている「世界で1台だけのワンオフモデル」であり、その気になる価格帯は約1,360万円と意外にもリーズナブル。
既にウラカンの後継モデルとなるテメラリオ(Temerario)が発表済ですが、ウラカンシリーズのオフロード仕様となるウラカン・ステラートがラインナップされていることもあり、実はこのガヤルドのオフロードモデルが祖先になるのでは?と思わせる程の完成度です。
見れば見る程に、ガヤルド・ステラートとしても販売して良かった一台だ
改めて、ガヤルドの改造モデルを見ていきましょう。
やはり最も注目されるべきところはその足周りで、専用サスペンションをインストールすることで、ローダウンではなくリフトアップすることにより悪路走行を可能としたオフロード仕様。
更には、フロントガラス上にはライトバーが設けられ、リアエンジンフードを加工してスペアタイヤを備えるカスタムルーフラックが設けられるなど、ここまで来るとラリーカーに思えてくるようなゴリゴリ仕様になっていますね。
ちなみにフェンダーには、しっかりと外付けリベット留めのオーバーフェンダーが装着されていますが、ベースモデルにV10ミドシップを採用してくる辺り、オーナーは只者ではないことが容易に想像できますね。
リフトアップしたスーパーカーってどうなの?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、意外とこの角度から見るガヤルドもイケてるように思います。
先程の繰り返しにもなりますが、ランボルギーニからは、本モデルの後継&シリーズモデルとして、公式にウラカン・ステラートを販売しているため、その祖先と思わせる出で立ちはお見事。
アナログ且つナビの無いインテリアが丁度良い
インテリアは特に大きな変更はありませんが、インパネ周りにはこれといったナビゲーションディスプレイがインストールされておらず古さを感じさるものの、これぐらいの装備でも十分すぎる程。
パワートレインについてですが、モデルベースは2004年式の初期型ガヤルドとなるため、排気量5.0L V型10気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力500psを発揮。
見れば見る程にカッコ良く思えてくるガヤルドのワンオフモデルですが、何れはウラカン・ステラートと並ぶ光景を見てみたいところです。