FCAやる気無し?フルモデルチェンジ版・アルファロメオ新型「8C/GTV」が登場しないことが明らかに。一方でマセラティの販売計画はどうなる?

2020-05-27

~どうやらアルファロメオのロードマップに大幅な変更が施されるようだ~

FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)グループは、昨年のキャピタルマーケットデーのプレゼンテーションにて、アルファロメオやマセラティのロードマップ計画を公開しましたが、この計画が大幅に変更される可能性が高いことがわかりました。


~最も期待された新型「8C/GTV」は登場しないことが判明~

まず、大きな期待が寄せられていたアルファロメオのロードマップ計画ですが、マイナーチェンジ版・新型「ジュリエッタ」や、最新モデル「E-UV/8C/GTV」が一旦市販化されないことが明らかとなり、その代りとして2021年に「ジュリア/ステルヴィオ」のマイナーチェンジモデルが登場することがわかりました(但し、「ジュリア/「ステルヴィオ」のロングホイールベースモデルの市販化は無し)。

また、前回完全リークしたコンパクトSUV「トナーレ(Tonale)」については、2021年に発売される予定で、PHV(プラグインハイブリッド)モデルのみがラインナップされるとのこと。
そしてその翌年となる2022年には、完全未発表モデルとなるコンパクトクロスオーバー「B-UV」が登場する予定ですが、恐らく電動パワートレインが登場するでしょうね。

~一方でマセラティはどうなる?~

一方でマセラティのロードマップ計画ですが、2020年には「レヴァンテ/ギブリ/クアトロポルテ」のマイナーチェンジモデルが登場予定で、更に同年にはマセラティ史上最も強力とされる電動パワートレイン(PHVもしくはハイブリッド)搭載の最新スポーツカー(多分「アルフィエーリ」)が登場する予定となっています。

その翌年となる2021年には、最新スポーツカーのオープン仕様となるコンバーチブルモデルが登場予定で、更には全く新しい(フルモデルチェンジ?)「グランツーリズモ」、更には「レヴァンテ」よりもコンパクトなSUVモデルとなる「D-UV」がラインナップされる予定となっていますが、こちらも電動パワートレインのみが採用されるとのこと。

2022年には、フルモデルチェンジ版となる新型「グランカブリオ/クアトロポルテ」が登場し、これらにも電動パワートレインとレベル3の半自動運転システムが提供されるとのこと。
そして2023年には、フルモデルチェンジ版の新型「レヴァンテ」が登場する計画で、こちらも電動パワートレインを搭載し、SUVモデルとしてはトップクラスのパワーを誇るスーパースポーツモデルになることが期待されています。

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Reference:CARSCOOPS