テスラが本気を出した!ポルシェ「911」以上の加速性能を発揮する常軌を逸したクレイジーEVトラック・テスラ新型「サイバートラック」が世界初公開!価格は驚異の約433万円から【動画有】

2020-05-27

~テスラがとんでもないEVトラックを発表してしまった!~

11月20日より開催中のアメリカ・ロサンゼルスオートショー2019にて、アメリカの100%電気自動車メーカであるテスラが、究極のEVトラックとなる新型「サイバートラック(Tesla Cybertruck)」を世界初公開しました。

ブレードランナーやバック・トゥ・ザ・フューチャーといったSF映画にて登場するかのようなクレイジーなスタイリングを持つEVトラックですが、これはコンセプトモデルでは無く、実際に量産化が決定したプロダクトモデルだそうで、これまで私たちが考えてきたトラックモデルの常識を完全に覆した究極の一台といえるでしょうね。


~クレイジーなのは見た目だけでなく耐久性も!~

しかもこのモデル、単に見た目がぶっ飛んでいるだけでなく、凹みやキズにも強いスチール合金を使用しているとのことで、実際にロサンゼルスオートショー2019にて世界初公開した際、パフォーマンスとしてハンマーを振りかざしたところ、全くビクともしませんでした(9mmの砲弾にも耐え得る防弾性がある)。

更にガラスも非常に耐久性に優れているため、ハンマーで振りかざしても粉々に割れない程の強さを誇ります。

~加速性能は何とポルシェ「911」以上の0-100km/h加速2.9秒!~

もちろん「サイバートラック」の凄まじさは、単に耐久性が強く頑丈なだけではありません。
駆動方式は、最上位グレードが四輪駆動(AWD)でありながら、0-100km/hの加速時間は僅か2.9秒とスーパーカー並の加速力を発揮し、更にゼロヨンの加速時間は僅か10.8秒とのことで、ポルシェ「911」よりも速いことが証明されています。

航続可能距離も800kmを実現し、エントリーグレードでも400km以上走行可能なため実用性にも優れています。

コーナリング性能については、アダプティブエアサスペンションをセットアップしているため、最大406mmの最低地上高を得ることが可能になっており、その状況に応じて車高をアップダウンさせることが可能になるため、かなり際どいコーナリングにおいてもスピーディな走りを提供することが可能になっているそうです。

~けん引力やオフロード走行もバッチリ!~

そしてトラックの最も気になるけん引力のパフォーマンスについては6,350kgまで可能とのことで、これに加えてオフロードでの走行の際、アプローチアングル35度でデパーチャーアングル28度と十分なスペックを確保しているとのこと(けん引力が驚異的過ぎる…)。
オフロードの走りを強みとしているメルセデスベンツ「Gクラス」やランドローバー新型「ディフェンダー」、そしてスズキ新型「ジムニー/ジムニー・シエラ」のおいしいところを全て持っていきましたね!

~最も驚くべきポイントはコストパフォーマンス!~

そして最も気になる価格帯についてですが、エントリーグレードとなる「シングルモーターRWDモデル」については、航続可能距離402km以上、0-100km/hの加速時間が6.5秒を実現し、約433万円からの発売となります。
正直、これだけの常軌を逸したスタイリングとスペックを持っていながら、価格帯を400万円台(4,000万円の間違いか?と思うぐらい)に落とし込んでくるのは異常であり、シボレー新型「コルベットC8スティングレイ」の約640万円以来の衝撃ではないかと思いますね。

因みに中間グレードとなる「デュアルモーターAWDモデル」については、航続可能距離482km以上、0-100km/hの加速時間が4.5秒を実現し、価格は約542万円からとなります。

そしてポルシェ「911」をも圧倒し、更にけん引力でもフォード「F-150」を凌駕した最上位グレードの「トライモーターAWDモデル」でも、航続可能距離800km以上を実現し、約759万円からの発売となります(いや安すぎだろ…)。

なおこのモデルは、既に先行予約を受け付けているそうで、エントリーモデルは2021年後半より販売スタートするとのことです。

【Tesla Cybertruck driving scenes】

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Reference:motor1.com, Tesla