アメリカのスポーツカー/スーパーカーイベントでも空ぶかし以上の迷惑行為が発覚。異常なバーンアウトで事故寸前…イベントが2か月休止に【動画有】
~もしかしたら日本でもイベント休止・中止となる恐れが出てくるかもしれない~
以前、東京オートサロン2020での諸星一家メンバーによる悪質且つ執拗な空ぶかし問題に加えて、日本スーパーカー協会のスーパーカークラブジャパンによるフェラーリやランボルギーニ、マクラーレン、アストンマーティン、メルセデスベンツ(AMG)、ポルシェといった100台のスーパースポーツカー達が、横断歩道を渡ろうとする家族連れのグループに対し、一向に歩行者を譲ろうとしないシーンが動画にて公開され大きな話題となりました。
そして今回、アメリカでも開催された1月のスーパーカー/スポーツカーイベントであるCoffee And Cars(C&C)にて、「バーンアウト」と呼ばれるドラッグレース前に行われるようなタイヤを空転させる行為(映画「ワイルド・スピード」でよくみられる)や、過度な加速によって危うく衝突事故や人を轢いてしまいそうなトラブルが発生。
こういった悪質な行為が度重なったため、地元ヒューストン警察の注意・指摘もあり、2か月間のイベント休止となることが明らかとなりました。
~イベント開催中・終了後であってもルールやマナーを守った上で参加してほしいところ~
なお、本イベントにおいてはバーンアウトはもちろんのこと、空ぶかしといった危険かつ迷惑行為は一切禁止されており、それを承知した上で参加しているはずなのですが、これらの行為は基本的に”イベント終了後”に行われているため「イベント開催中でなければ問題ない」という認識なのかもしれません(東京オートサロン2020の空ぶかし問題でも似たようなことを聞いたことがあるが…)。
▽▼▽関連記事▽▼▽
あと、日本スーパーカー協会のスーパーカークラブジャパンの歩行者を優先しない悪質な行為についても、”ツーリング中に起きたことではなく、懇談会が終わって解散して帰る途中”に起きた問題とのことで、これも「イベントやツーリング中でなければ問題ない」という考えだったのかもしれませんが、”だからOK”というわけではありません。
~イベントに参加するギャラリー側も節度ある対応が求められている?~
あとは、過去にとある記事に記載している通り、こうしたスーパーカーイベントにて事故が発生する要因を作り出しているのは、スーパーカー/スポーツカーオーナーだけでなく、ギャラリーサイドの煽りにも問題があるのではないか?と考えており、「空ぶかし!バーンアウト!」といった禁止行為を集団で誘発、更には交通を妨げるような形で撮影するといった行為により、ドライバに良からぬスイッチが入ってしまう可能性もあるのではないかと考えています。
こんな感じで急加速を煽るような発言が相次ぎ、ダッジ「チャージャー」はコーナー脱出後に急速したおかげでスピンして危うく日産車両と接触しそうになっていますね(幸い衝突事故や人身事故は無かった)。
本イベントでは、「ラ・フェラーリ・アペルタ」やマクラーレン「P1」も登場したそうです。
こういったスーパーカー達も、”バーンアウトしている車と同じ”という扱いを受けてしまうのが悲しいところです。
【HELLCAT ALMOST CRASHES TRYING TO SHOW OFF LEAVING CARS AND COFFEE HOUSTON January 2020!!!】