トヨタ「ランドクルーザー」のパクり?!中国メーカHavalが新型SUV「H9」を世界初公開。ライバルはトヨタ「フォーチュナー」

2020-05-27

~そろそろトヨタに怒られそうな攻めたデザインにも見えるが…~

2月6日~2月9日まで、インドのニューデリーにて開催中のオートエキスポ2020にトヨタ「ランドクルーザー(Toyota Landcruiser)」を想起させるようなコピーモデルがインドにて初公開されました。

このモデルは、中国最大の私有自動車メーカーである長城汽車股份有限公司のサブブランドとなる、Havalより発表された3列7人乗りタイプの新型SUV「H9」という個体だそうで、2021年にインド市場向けとして初めて進出する予定となっています。

先述にもある通り、明らかにトヨタのSUVモデルをコピーしたようなデザインですが、ボディサイズは全長4,856mm×全幅1,926mm×全高1,900mm、ホイールベース2,900mmと非常に大柄なフルサイズSUVでありながら、競合モデルにはフォード「エンデバー(Ford Endeavour)」やマヒンドラ「アルトゥラスG4(Mahindra Alturas G4)」、そしてトヨタ「フォーチュナー(Toyota Fortuner)」が挙げられているそうです。

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~意外にも装備内容は豪華。レクサス「LX」並みに充実しているかも?~

内装に関する画像は公開されていないものの、中国仕様に倣って6個のエアバッグやフロント・リヤパーキングセンサー、リバースカメラ、EBD及びトラクションコントロール付きABS、電動パーキングブレーキといった機能を装備。

グレードラインナップについても明らかになっていませんが、最上位グレードについては、サンルーフやLEDデイタイムランニングライト、フォローミーホーム機能を備えるオートヘッドライト、加熱ワイパーブレード付きオートワイパー、電動パワーシート(運転席は8way式/助手席は6way式)、本革巻きステアリングヒータが全て標準装備。

更には、オーディオシステムやクルーズコントロール、マッサージ機能付きレザーシート、3ゾーンオートエアコン機能、キーレスエントリー、9スピーカーサウンドシステムを組み合わせた8インチタッチスクリーンシステムといったラグジュアリーモデルにも設定されるような豪華機能も装備されており、中国では競合他社を圧倒しているとのこと。

気になるパワートレインについてですが、排気量2.0L 直列4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力218hp/最大トルク324Nmを発揮するとのことですが、明らかにパワー不足で不満が漏れそう。
価格帯などは明らかになっていませんが、中国品質といえど1,000万円を超える可能性も高そうです。

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Reference:AUTOCAR