(印)トヨタ新型「ヴェルファイア」が2月26日に発売決定!価格は予想を上回る約1,400万円、本当に予約金(デポジット)が約150万円必要に

2020-05-27

~インド市場向けの新型「ヴェルファイア」は約1,400万円からとかなり高額に~

インド市場にて販売を手掛けるトヨタ・キルロスカ・モーターより、フラッグシップミニバンとして新たにマイナーチェンジを施し、更にはインド市場での主要ミニバンとして今後積極的に販売される新型「ヴェルファイア(Toyota Vellfire)」ですが、遂にこのモデルが2020年2月26日に発売することが明らかになりました。

気になる新型「ヴェルファイア」の車両本体価格ですが、当初は暫定レベルで約1,160万円~約1,230万円と予想されていたものの、正式には約1,400万円にて販売されることが決定(日本市場であれば普通に最上位のエグゼクティブラウンジが購入できてしまう…)、その内の約10%分を頭金として支払うことで、先行注文を受け付けて受注生産スタートするのがトヨタ・キルロスカ・モーターの購入方法になっているそうです。


~高額なモデルだからこそ予約金(デポジット)が必要に~

もちろん、こうした高額な価格設定となっているのには理由があって、「ヴェルファイア」はインド政府の掲げる輸入基準をクリアし、CBU経由にてインドへと輸入されるため、車両本体に関税分が上乗せされることになり、価格帯や競合モデルとしてはメルセデスベンツ「Vクラス」が妥当になってくるとのこと。

ただ、これはあくまでもフラッグシップミニバンである「ヴェルファイア」のみの購入方法になっているそうで、納期も2020年2月時点で約4~5か月と非常に長く、基本的にデポジットを支払った時点でキャンセルは不可能になるとのこと(冷やかしレベルで見積もり作成のみや仮注文といったことはできない)。

新型「ヴェルファイア」の外観についてですが、日本市場ではマイナーチェンジ前のちょっと古めのデザインとなってしまうものの、インド市場ではかなりアグレッシブなデザインと高く評価され、加えてダブルLED(ヘッドライト&デイタイムランニングライト)を備えるクロームフロントバンパーを採用した近代的なモデルと言われています。

気になるグレード構成についてですが、インド市場では基本的にエグゼクティブ・ラウンジしか販売せず、シートレイアウトも6人乗りをメインとしつつ、要望に応じて7人乗りや8人乗りもラインナップすると説明していますが、これによって価格帯も大きく変化するでしょうし、オプションも相当に高額になるのではないか?との噂もあるそうです。

~装備内容は非常に豪華、エンジンは4気筒ハイブリッドの1種類のみ~

なおインド市場にて販売されるエグゼクティブ・ラウンジは、フルLEDヘッドライトやシーケンシャルターンインジケータ(フロントのみ)、ツインムーンルーフ、電動スライディングドア&テールゲート、3ゾーンオートエアコン、2列目のみエグゼクティブキャプテンシート、ウィングタイプヘッドレスト、パワーリクライニング+オットマン機能付きがすべて標準装備となっています。
その他にも、10.2インチHDディスプレイやリヤエンターテイメントシステムも設定可能になっているとのこと(つまりはメーカオプション)。

気になるパワートレインについては、排気量2.5L 2AR-FXE型直列4気筒エンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用し、システム総出力178hp/最大トルク235Nmを発揮。
トランスミッションはe-CVTを搭載し、駆動方式は後輪駆動(FR)が標準で、四輪駆動(AWD)はオプション扱いになるとのことです。

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Reference:carandbike