(印)スズキ新型「ジムニー・シエラ」に関するこれまでの噂まとめ。5ドアモデル市販化の可能性、月間生産台数は最大5,000台、そして価格帯は150万円以下に

2020-05-27

~いよいよ本格的な情報が公開されるであろうインド市場向けの新型「ジムニー」~

日本市場においては、納期1年以内とまだまだ長納期状態が続くスズキの新型「ジムニー(Suzuki Jimny)/ジムニー・シエラ(Jimny Sierra)」ですが、このモデルのインド市場向けとなる「ジムニー・シエラ」が、いよいよ2020年5月より生産スタートする予定となっています。
そこで、現時点で色々と噂されている内容をまとめてみたので早速ご紹介していきたいと思います。


~今のところ5ドアモデルが登場するとの噂が浮上している~

まず、インドの自動車ニュースサイトIndianAutosBlogによると、まだ明確に3ドアモデルが導入されるのか、5ドアモデルが導入されるのかはわからないものの、圧倒的に需要の高い5ドアモデルが登場するのではないか?と予想されています。

どうやら、気になる5ドアモデルのボディサイズもほぼほぼ決定しているとのことですが、全長3,645mm(フロントバンパーからスペアホイールカバーまで)×全幅1,645mm×全高1,720mmで、ホイールベースは2,250mm、最低地上高さ210mm、アプローチアングル37度/ランプブレークオーバー28度/ディパーチャーアングル49度に設定されているとのこと。

プラットフォームについては、これまで通りスズキの本格4WDの伝統を受け継ぐラダーフレーム構造を採用することは間違いないと思うのですが、これによりボディ剛性がどのように変化してくるのか、現行の3ドアモデルに比べて走破性等の影響がでないのか、居住性含め乗り降りはどのように変化するのかも気になるところですね。

パワートレインについては、こちらも現行3ドアモデルと同じ排気量1.5L自然吸気エンジンを搭載することで、最高出力102ps以上/最大トルク130Nm以上になるとのこと。
トランスミッションは5速MT/4速ATの何れかから選択が可能で、駆動方式はパートタイム4WDを標準装備としますが、廉価版として2WD設定の可能性も。
ただ、欧州市場においては新型「ジムニー・シエラ」の燃費やCO2排出量は決して良い数字ではないことも事実で、BS-Ⅵ規格に準拠したエンジンを搭載するのではないか?との噂もあります。

~インド市場向けモデルは関税や増産体制を築く上で自国生産を検討中~

なお「ジムニー/ジムニー・シエラ」の湖西工場での月間生産台数は、それぞれ約1,000台/約100台と非常に少なく、特に日本市場では2020年3月頭現在でも約1年という長納期が継続しているため、これ以上の納期遅れは許されない状態となっています(オーダーキャンセルも入っている模様)。

そうなると、必然的にインド市場向けの「ジムニー・シエラ(コードネーム:YWD)」を製造するには、インド現地のグジャラート州にあるサナンド工場にて自国生産する必要があり、日本規定の品質基準に合わせるのではなく、より生産性を高めるためにインド既定での品質基準に”落として”製造していく計画があるそうです。

具体的には、月間4,000台~5,000台というとんでもない台数を目標(日本市場向けの4倍~5倍)にして製造するとの情報が入っているそうですが、これらのモデルはインド市場だけでなく海外市場にも輸出されるそうで、価格帯も150万円未満にて販売される予定とのこと。

もちろん、上記の情報は確定内容ではないので、マルチ・スズキのプレスリリースにて正式な情報が展開されるまではわからないものの、結構具体的且つマルチ・スズキに深いかかわりを持つ人物からのリーク情報ということであれば、その信憑性は高いのかもしれません。

以上が、これまで噂されているインド市場向けの新型「ジムニー・シエラ」情報ですが、2020年5月に生産スタートするまでに様々な情報が(日本市場向けのモデルも含めて)展開される可能性は非常に高いため、諸々明らかになり次第当ブログでもご紹介していきたいと思います。

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